タイトルは“雪を楽しむ”
勿論私は、この日遅くに帰宅したので、録画しておいたのですが・・・(苦笑)
北海道の冬には雪が欠かせません。
好きとか嫌いとかに関わらず、降ってくる雪の事をいろいろな角度からみたユニークな番組でした^^
まず岩●沢●業高校の取り組み。
なんとここの高校には"雪部"なるモノが存在するというのです。
雪の冷気を使って冷風を出して鶏舎のクーラー代わりにしたり、雪を浄水して飲み水を取り出したり、それで発電機代わりに使ったり・・・。
しかし雪は春には融けてしまうので、無くならない様に農業実習で沢山出る"もみがらくんたん"で覆い、夏まで保存して色々実験を重ねている彼等。
結構地道な作業が多いですが、中々カッコいいと思いました^m^
彼等の師匠である●蘭工●大学の教授はもっと凄い研究をしていました。
なんと雪を固形燃料に加工するというのですよ!
家畜の糞尿からでるメタンガズを圧縮させて雪に入れ、燃やすなんて素晴らしいです。
地球環境にも優しい研究、万歳です^^v
後、結構有名な方法として"越冬野菜"の事も紹介していました。
我が家ではたまに物置でこの様に野菜を保存していますよ^^v
そして綺麗な雪の結晶も見せてくれました。
60年近く前から『雪は天からの手紙である』って言って研究をしていた教授が残した結晶の数々は本当に綺麗でした。
やがて融けてしまうものだからこそ、儚げで綺麗に見えるんでしょうね。

しーかし、いい事ばかり放送したのでは放送打ち切りになってしまった、某情報番組と同じですからネ^^:
次は雪崩とかの危険の見極め方や身の守り方を伝授していらっしゃる方のご登場です。
実際に雪を彫ってレポーターが行きに埋まってみていたのですが、結構大変そうでした。
どんなにもがいても重みで全然動けないって言うし、光のない状態で外界の音も殆ど聞こえないなんて・・・怖いこわい > <:

それと雪道で安全に車の走行が出来る様にスタットレスタイヤの商品開発をしている光景も見せてくれました。
北国本場の冬道で走行テストはしますが、番組で紹介されていたタイヤメーカーでは本社神戸にあるから、ここでまず試作品のシュミレーション画像をPCで作り、それに沿って数千種類ものタイヤを手で掘っているとか。
・・・・いやはや、お仕事とは言えご苦労様です^^;
最後は昔の画家さんの描いた雪景色。
この方は北海道出身で、屯田兵の息子さんだったそうで、子供の頃にはそれこそ、板1枚で隔たれた木造住宅の土間で暮らしていらしたので、寒さは身に凍みていたのでしょう。
でも、東京に行ってそこで才能を認められた頃には、何時も心に故郷の雪景色を思い描いていたのでしょうね。
どの作品もこの方の心の中の暖かいぬくもりの様なものを感じました。

長い冬を雪に囲まれて過ごす北国。
でも寒い時期を耐え忍んだからこそ、春の暖かさも一身に感じられるんじゃないのかな?って思いました。
雪には他のものに無い、不思議な力があるのかもしれませんね^^
やっぱり北海道に生まれて良かったなぁ~♪♪って思わせてくれた番組でした☆
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