My Cats

2ヶ月弱で保護した♂♀兄弟のクゥ（２歳♂）です。


めちゃくちゃビビリな性格で、何か感じるとみんなに知らせますが何？何？と集まってきた時にはとっとと自分は隠れてしばらく出てこなくなります。でも頑張って猫コミニティーのボスをしてくれています。

新入りレイちゃんとは2ヶ月くらい前から仲良くなりました。めっちゃビビリでもボスなのでテリトリーを守っての行動だと思えば長かったレイちゃんへの虐めも理解できます。
レイちゃんも約3ヶ月に及ぶお兄ちゃんの新入り洗礼（ただの虐めにしか見えなかった）に耐えてくれてありがとう！

お兄ちゃんは私が外出する時、部屋着を着替えるタイミングで猛烈構ってちゃんになります。
一枚脱ぐ度にナデナデして！と上目遣いに甘えた声で催促します。なので着替えに時間がかかるんですがちゃんと付き合います。
最後の着替えが終わると玄関へ飛んで行って転がって待ってます。体が大きいので靴を履くのにかなり邪魔ですが踏まないように隙間で履きます。
たまにくつに顔を突っ込んで邪魔してきたりもしますが、可愛いので「臭い？どんな臭い？」と聞くとナイスフレーメンで無言の返事をしてくれます。

こんなに出かける時は甘えて来るのに帰宅時は顔を見せるだけで奥に行ってしまうんです。ツンデレかな？と思いましたが、お出迎えはお姉ちゃんが猛烈アピールするので譲っているんだとわかりました。
そしてそんなお姉ちゃんは外出時は寝床から声だけで行ってらっしゃいを済ませるんです。
これも多分お兄ちゃんに譲っているのだなと思っています。

2ヶ月弱で保護した♂♀兄弟のココ（２歳♀）です。

一番甘えっ子で私のストーカーをします。
追いかけるというより追い越して私の行く先々で待っています。そして撫でてと足元に転がるので毎回踏みそうになります。
私も仕事から帰ってきてからの行動パターンを変えないようにしてお姉ちゃんのお出迎えに応えるんですが、たまに意地悪をして先回りをした場所と違う所で隠れて様子を伺います。
「早くーここにいるよー」と言うように私を呼びますがまだ出て行かないでいると、猛ダッシュでやって来て私の脚に抗議の爪研ぎをしてきます。
結構痛いのですが嬉しくて可愛いんです。

お兄ちゃんに対してはいつも当たりが強く、ココちゃん何してるの？とお気に入りの場所にいるココちゃんの所へ行こうとすると、上から容赦のない猫パンチをパンパンパーンッと食らわせてお兄ちゃんを困惑させて放置します。
でもその後何事もなかったかのようにお兄ちゃんのお腹を枕にして寝ていたりするのです。

ココちゃんの鳴き声は「キャーキャー」と真似出来ないほど細く長く物凄く高いキーなんですが、物申す時は「ナーッ」と低いかすれた声で鳴きます。とっても感情豊かで全身で色々な事を伝えてくれるお嬢様です。

推定１歳で保護したアイ（１歳半♀）です。


近所の人が餌やりをしていてよく見かけていた子なんですが、その餌やりしていた人が引っ越したか？亡くなったか？でご飯にありつけなくなり8月の炎天下の中痩せてトボトボ歩いていたところを保護しました。

とても人懐っこく甘え上手で猫懐っこくもあります。
たぶん餌をあげていた人がレイちゃんとお喋りをして会話ができていたのか？「にゃ〜」とも鳴きますが、まるで言葉を話しているような鳴き方で猫にも私にも話しかけてきます。
先住猫達は『⁇』と全く通じていないような表情をするのが見ていて面白いです。

女の子同士はすぐに仲良くなりました。レイちゃんは猫懐っこくもあるので2人が好きな遊びでコミュニケーションをとります。
おチビちゃんとは取っ組み合いや隠れんぼ、お姉ちゃんとは追いかけっこやおもちゃ探し、避妊手術をしてから私が遊ばせる以外は余り動かなかったお姉ちゃんがレイちゃんが来てから女の子同士でたくさん遊ぶようになったんです。

そんな中頑なにお兄ちゃんはレイちゃんを受け入れてくれませんでした。
女の子達と同じようにコミュニケーションを取ろうとするレイちゃんを虐め倒します。
それでもレイちゃんはお兄ちゃんの後についてたぶん全く通じていないお喋り鳴きでアピールし続けました。

保護して2ヶ月近く経ち色々とタイミングが合わず出来ずにいた避妊手術をうけました。
レイちゃんは帰宅して4日目にはおチビちゃんと隠れんぼして遊びました。 お姉ちゃんは病院の嫌な匂いと自分も着た術後服のせいでしばらく近づかなかったですが、やっぱりレイちゃんと遊びたくて毎日病院の匂いが取れたかチェックは欠かしませんでした。

お兄ちゃんはというと避妊手術をしてからレイちゃんへの接し方が変わりました。
病院の匂いが消えた頃から少しずつ距離を縮めだし虐めもなくなりました。 猫パンチも空を切るような感じの、猫パンチをしているお兄ちゃん自身も『僕なんで手を上げてるんだろう？』不思議そうな顔をして何処かへ行くんです....

そしてそれから3ヶ月くらい経ちようやくレイちゃんの努力と忍耐が身を結びます。

今ではお兄ちゃんの後をついて回るのは変わりませんが、時々止まってちゃんとレイちゃんのお喋りに応えるように頬をスリスリし合いながら一緒に家をパトロールしています。

2ヶ月弱で保護したアイ（１歳♀）です。


母猫や兄弟と逸れたようで会社の敷地で一人うずくまっていたところを保護しました。
左目はたぶんカラスにやられたらしく角膜が完全に潰れて視力を失っていました。
猫風邪で喉の奥に潰瘍が出来た状態で母猫を呼び続けたからか？当時は声も失っていたんです。
弱々しくも私に対して声のない威嚇をする様子に涙が出ていました。

あれから1年近く経ち、声は生まれたばかりの赤ちゃんの鳴き声くらいは出るようになりましたし、片目のハンデもなんのその！大変なじゃじゃ馬に成長しました。

お兄ちゃん達にもとっても勝気です。
保護したばかりの頃教育係をしてくれたなんちゃってボスのクゥが今では負かされてしまいます。
なにしろじゃれ合いもしつこいんですね。
しょうがない付き合ってやるかなんて気持ちで始めると大変な目に遭います。
でもお兄ちゃん達はおチビちゃんが大好きです。二人しておチビちゃんの毛づくろい大会をするくらい。

おチビちゃんと呼んだりしますが、実はお兄ちゃんの次に体は大きくなりました。
なのに顔は一番小さいのでバランスがちょっとおかしなことに...

レイちゃんとは大の仲良しです。1週間も経たずにくっ付いて眠れるほどになりました。
半年以上は月齢差があると思いますが、レイちゃんはおチビちゃんの絡みに最後まで付き合うことができるほどタフで子供の扱いが上手いです。
私がやりたい事があっておチビちゃんを構ってあげられない時は空気を読んでおチビちゃんと隠れんぼして遊んでくれてたりするので感心します。