チェスナを探しながら歩き回ったある日、あっ!あそこにも猫いる!と近づくと、小さな猫がいた。見たことのない不思議な色柄にしばらく見つめてしまう。持っていた餌を少しだけあげて、その場を離れた。
家に戻っても、忘れられなくて、また再会した時にはガリガリで、もうカラスに襲われるのも時間の問題と思えるほどの衰弱ぶり。意を決し、捕獲し、獣医さんへ連れて行くと、もう長くないかもと。そして子猫ではなく、おばあちゃんだとのこと。できる限りのことをしてあげようと決め看病したら、1.75kgの体は、1カ月少しで2.4kgまでになり、もう撫でてもよろけない!皮と骨だけだったニャーニャも、美猫と呼ばれる日がくるかも!