My Cats

「天」高く「馬」肥ゆる秋に拾ってきたので、天馬と名づけました。長毛種でまだ子猫の当時、白い毛がふわふわと羽のようになっていてペガサスもイメージした名前です。目も大きく、青く、雑種ゆえに、とても美しい顔立ちになったのではと思います。世界一の美猫とほれぼれしているのは親ばかならではでしょう。

母猫と兄妹でいるところで保護しました。母猫は事故で３本足になっていたようです、がそのあとのんのんたちを産んだほど、逞しかったんですね。
母猫と他の兄弟たちは餌やりされていた方が保護、そのまま飼われています。
最初の数年は靴下のような脚をすらっとしさせていましたが、あれよあれよとでっかくなり、今では１０キロ！近くのでかい猫になりました。とにかく重い！でかい！動かない(笑)！
でも、人見知りが強くてびくびくで、ピンポンとチャイムが鳴るや否や、二階に猛ダッシュしてカーテンの影でじっと隠れてしまう猫です。両親にはべたべた甘えん坊で、体格に似あわず、とてもかわいらしい声で鳴いて甘えます笑。

生年月日は実は不明です。２０１１年秋に川崎市内の霊園墓地で弱っていたところを11月ごろ保護しました。老齢になった身では、外の厳しい寒さはもう越せなかったでしょう。
慢性的な鼻炎で蓄膿症のようにいつもずるずると鼻水をすすっています。時々つまっては苦しそうにしているので、点鼻薬で鼻の中をすっきりさせてます。ぶひぶひあちこちに鼻水、あおっぱなを飛ばしてます苦笑。
　おじいちゃん猫でおとなしくいつも寝てばかり。温厚な性格で一年半前に来た仔猫たちの面倒見もよく、周りの猫たちから慕われている愛すべき存在です。
保護したときは数か月間トイレ覚えず、エイズ陽性、慢性鼻炎、で里子にもだせないなあ、と正直厄介な子を保護してしまったと苦笑なんとなく思ったりもしましたが、こんな子を徳があるというのでしょうね。いつの間にかとても愛おしいうちにいてくれてよかったと大切な存在になっていました。だれにでも優しく、慈悲深く。少しあとからきた半身不随のみーちゃんと夫婦のように仲良しになり、子猫たちからは慕われ、大好きな仲間に囲まれ幸せな余生を送ってもらえたかなあと思います。ふと思うのは彼が子猫のときはどんな子だったのだろうか、やんちゃだったのかなあとか、出会ってみたかったです。恋しいなあ、会いたいなあ。