おがわ@猫探し中さん

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My Cats

マスク 日本猫 白黒 24歳3ヶ月(
【名前】マスク・12才・オス(去勢済み)

多分あれは、小学校5年の10月か11月のこと。
ふと目をやると家横の路地にソイツは居た。
変な顔した、子猫でも大人でもない少年猫がそこに居た。

あの時の私は一体何を思っていたのか、
腰を下ろして手を叩きながら『おいでおいで』なんてやって、そしたら『ニャ~』って言って近付いてきたアイツ。
それはとても人懐こい野良猫だった。

猫の生態をよく知らなかった私は、
ゴロゴロ喉を鳴らすアイツを見て病気なんじゃないかって心配になった。体を触ると肋骨が浮き出ててガリガリに痩せ細ってて。知人には『今年の冬は越せないだろうね』なんて言われもした。

その日以来、
ちょくちょく家の土間に入れては、ストーブを焚いてイスに寝かせてあげて。父が帰って来たら一目さに逃げるの繰り返し。でもそれも少しずつ馴れていき、部屋の中にも入ってくるようになって、話し合いなんて一切ないまま、気が付いたら家の子になっていた。


あれから共に生きて11年


色々あって不登校になって、病気になって。
ツラくて、もうどうしようもない時にアイツは側に居てくれた。
唯一の心の拠り所だった。
私の全てだった。


【名前の由来】
知り合い「名前はどうすっと?」
うちの母「マスク被ってるみたいだから、マスクでいいんじゃない(笑)」
私「・・・・・・・・・」

決定

2000年10月1日
チャッピー(仮) (バカ猫) 日本猫 雉虎 12歳10ヶ月(
【名前】チャッピー(仮)・多分8ヶ月くらい・オス去勢済み

マスクが迷子になって1年後
縁あって家にくることになった。

元々は、隣んちの奥さんの妹さんが飼っていた3匹の内の1匹。ワケあって家では飼えなくなり、お姉さんの元へ連れてきたらしい。そのときの名は「チャップ」

マスクが見つからない悲しさと、猫モフに飢えていた私。そんな時この子が網戸越しに家の中を見ていることに気付いた(この時が初対面)。ただ結構な臆病者だったので近寄ろうとするとすぐ逃げる。

そこで持っていた賄賂(キャットフード)で釣り上げて仲良くなろうとするも失敗。でもたまに遊びに来てくれるようになって距離も少しずつ縮んでいった。

一番上の兄ちゃん猫は丸々と太ってんのに、チャッピーはガリガリだった。何故なら、ひとつの皿にご飯を入れて、それを3匹で奪い合って食べていたから。これじゃ、体が小さいチャッピーには不利である。(隣の家は完全外飼い)

そこから、ちょくちょく家に上げるようになって、ご飯もあげて。そしたら一気に懐くようになった。そして「チャッピーがウチの子になったらいいのにね」なんて話しかけていたら本当になった。

隣の家も複雑で引っ越す引っ越さないの話しになった時、奥さんが「チャップは私に懐かないし、小川さんはとても可愛がってくれるから貰って欲しい」って。

ただ、マスクのこともあるし返事を待ってもらっていたら、コイツがケガをして私の家に帰ってきた。翌日病院に連れて行くと、交通事故にあって下顎骨折していた。もしこのまま、隣の子のままだったら病院にすら行かせてくれなかっただろう。あの時、生きたい一心で私んちに来たのかと思うと泣けてくる。

答えは1つだった。

それから無事元気になったけど、とにかくよく暴れるわ、泥棒するわでバカ猫の称号を欲しいままに。まだ幼いから兄ちゃん達が大好きで、私のベッドで3匹寄り添ってよく寝てます。

2012年3月1日