これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。
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そして、先生は僕の後ろにそっと回って突然大きな声を出したらしいよ。
そしたらチップ君ビックリしてたよ。
今度はぼくに見えないようにして後ろで手を大きく叩いて大きな音を出したらしいよ。また、チップ君は耳をピクンと反応していたけど、僕は何もしなかったんだ。
「今、ご覧になったでしょう。チップ君は大きな音がすれば何だろうとビックリして耳がピクンと動きますよね。でも、ホワイト君は全く反応しなかったでしょう。残念ですが全く聞こえていませんね。」
ゲンさんショックだったよ。僕の耳が全く聞こえていないなんて。信じられないって。
今まで全く違和感無く過ごしてきたのに。
先生が「白い猫で青い目の子は耳が聞こえない事が多いですね。耳が聞こえない事で危険を回避する能力が他の猫よりも劣っていると思われます。また、白く目立つので外的にも狙われやすいです。特に子猫のうちは。だから、白い野良猫は寿命が短いのです。あまり見かけないでしょう。ただ飼い主さんがしっかり守ってあげることが出来る家猫として育てるのであれば特に支障ないでしょうし他の猫と変わらない位長生きできますよ。生まれつき耳が聞こえない事で他の器官は他の猫よりも優れているかもしれませんね。」と言われたんだ。
ゲンさんが心配していたことが当たってしまったよ。
悲しみに打ちひしがれるゲンさん、さあこれからどうする。それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況
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連休でお留守番していたときどんな様子だったかは僕たちだけしか分かりませんが、きっとこうやって寝ていたとゲンさんは思っているでしょうね。
byホワイト
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