仔猫の季節だからでしょうか。
保護した野良の妊娠発覚や、ご家庭のついうっかりに対して、生ませてあげれば(でも次は気をつけてね)派と堕胎推奨派の論議が尽きないようですが、それはひとまず置いといて。
今朝、掲示板でお嫁さん募集の書き込みを見かけました。
もちろん、ネコのです(笑)。
私はこの方に、ご自分の猫の血統団体に相談するようにコメントをしました。
多分、飼っている猫の子供が見たい一心で(と、思いたいです。)後先を考えていないのでしょう。
DGCの息子で喜んでいる人に私たちが何を言っても恐らく聞き入れてはもらえないでしょう。
血統団体は動物取扱業を持っていない人にどうぞどうぞ!とは言わないので、問い合わせてDGCの意味も理解して一度頭を冷やせばいいと思いました。
ボラさんがいくら頑張っても野良状態の子が減らないのは、繁殖制限のないペットショップから迎えた仔を安易に掛け合わせてしまう人がいることも一因なのではないかと、最近の里親募集の日本猫にはあり得ない色柄や毛の長さを見ていて考えてしまいます。
ああいう人は他ではどうやって繁殖相手を探すのだろうと気になり検索してみたら、ネコのお見合いサイトがいくつかヒットしてびっくりです。
マンチカンのお嫁さんに耳折れスコが立候補していたり、アメリカンカールの交配相手にベンガルかマンチカンを募集していたり、折れ耳スコにエキゾチックアニマルって・・異種交配でイグアナやハリネズミでもいいのでしょうか・・・。
一番驚いたのは、可愛らしい顔をしたMIX(自称アメショMIX)の男の子のお嫁さん募集にソマリとボンベイが名乗りを挙げていたこと。
だったら別に最初から血統種を飼わなくたって良いのでは?と、思ってしまいます。
もうね、書ききれない位カオスな組み合わせが沢山で???だらけになりました。
しかもそのサイトはブリーダーや業者はお断りなのだそうで、当然動物取扱業を持っていない人対象に繁殖を勧めているわけですよね?。
いくら法的には問題がなくても、こういうのってどうなんでしょう。
それはやっちゃいけないでしょって組み合わせがゴロゴロです。
実は私も先日ネコジルシの里親募集に一目惚れした子がいました。
多少遠くてもハードル低そうだし・・・まで悩みましたが、その募集主のこれまで掲載した写真を見て、いくら可愛くてもこれから先一生面倒を見ていく自信が揺らぎ、また猫の健康状態にも触れられていなかったので今居る子たちの健康を守る為にも諦めました。
ネコは鑑賞物ではないのです。
生まれた時はどの子もかわいくても、飼い猫で生ませた以上はきちんと健康に猫生を過ごせるように考えた交配をすべきなんです。
見た目かわいいけれど健康でなければ猫にも飼い主にも不幸です。
どんな子が出てくるか単純に博打を楽しみたいのなら明日のダービーの馬券を買うか、ジャンボ宝くじでも買うべきです、
外れても自分の懐が痛むだけの方がネコの身体が痛むよりマシだと思いませんか?。
あえてURLは晒しませんが、10か月のネコに子供をうませようとしている人や5か月の仔猫の交配相手を探している人に比べたら、堕胎は躊躇ってもきちんと里親探しをしようと試みている人の方が良心的に思えてきますよ。
他人さまのサイトにやめろとは言えませんが、一言注意書きなり年齢的なルールは設けるべきではないかとの意見を送ろうとしたら連絡先すらありませんでした。
ああ、余談ですが、先日偶然にネコジルシにも登録をしている”ペットショップから迎えたペアに、年間何度も子供を生ませている人”からネコを迎えた人とお会いしました。
ちゃんと血統書があるのですね。
ブリーダー登録もなさっているみたいです。
〇〇ー22 ですって、22代目の子だそうですよ。
ブログを見たら今は24代目だそうです。
知らずに迎えた人には罪はないけれど、あの繁殖家は早く滅びろ!と、思ってしまいました。
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どの写真を載せても差しさわりがありそうなので、花でも載せておきます。
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