もちろん猫の。
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知らない人に囲まれて、なんで濡れネズミ(ネコ)なんだかにゃ。
何故、今更シャンプー教室かと言えば。
年に一度、カリスマ美容師さんをお招きして行われる教室には昨年も誘われていたのですが、仕事の都合で参加出来ず、自己流グルーミングでつっ走ってきた私としては、一度基本中の基本を見て見たかったんですよね。
そして持病のネコ洗いたい病がウズウズ(笑)。
と、言うわけで某動物学校に行ってきました。
シャンプー剤やリンスの必要性についての講義や美味しいお昼ご飯の後は、動物学校の設備を使った実習。
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お昼は今半のお弁当。
ブラッシングや毛玉ほぐしをされて洗われる猫たちは年齢も種類も大きさもまちまち。
家庭でペットとして可愛がられている子もいれば、これからショーを目指している子も居た中から自分が洗ってみたい子を選んで2人から3人が一組で洗ったわけですが(見ているだけも有り)。
いやあ、流石は動物専門学校の設備です。
お湯の温度管理やシャワーの水圧、シンクの深さも一般家庭に比べて楽ちん。
シャンプーなどのグルーミング材もメーカーが協賛しているので惜しげもなく使えます。
家で洗っているときのように(やばっ!クレンジング切れそう、このくらいでまあいっか)みたいな妥協をせずにガンガン洗えちゃいます。
まあ、その分、洗っているネコとの絆みたいなものは無いわけで、暴れる子、吠える子、濡れたまま脱走する子なんかも居たわけですが、私のところで洗われた子たちは或る意味一番不幸だったかもしれません。
吠えようが暴れようが絶対に逃げられませんでしたから(笑)。
ネコのシャンプーについては未だにネコはセルフグルーミングする動物だから必要ないと考えている方も多いかと思いますが、皮膚病予防や新陳代謝を考えても或る程度のシャンプーはしたほうがいいと私は思って居ますし、そう考える一般の飼主さんも多く参加されていたと思います。
↓そして何よりもこれ↓
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Before
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Aafter
この子は飼主さんが交通事故に遭われて10か月洗ってなかった子だそうで、シャンプー前のブラッシングでは毛玉も沢山あって模様もハッキリわかりませんでしたが、出来上がりはこの通り。
手をかけてあげればネコだって輝きます。
メインクーンMIXの大きな男の子、これからショーを目指すキツンのキャリコちゃん、そしてこのメインクーンと3頭も洗えて、それって変だからっ!と友人たちの呆れ顔にもめげずネコ洗いたい病の患者としては大満足な一日でした。
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綺麗になって気持ちがよかったのか、終了頃にはほとんどの猫がスヤスヤでした。
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