昨日は僕にとって猫の日でした。
職場にて…
あるお客さんがチーカマを買いました。その子供さんが「猫にあげるの~」といったのを聞き、僕の猫アンテナがピピッと反応。
「なに!?猫!?」
お客さんの話によると、どうやら車のエンジンルームに入って、10分くらいそのまま車に揺られ来たようです。
「行って参ります。」とレジの人に敬礼をし、とりあえず様子を見ることに。
車の下を覗く。いない…。「ボンネット開けられますか?」と言ってボンネットを開けると、いた~!生後2ヶ月~3ヶ月くらいの子猫。色は灰色と言うかシルバーっぽいトラ猫。お腹は白かったです。
小さいのでエンジンルーム内の隙間にちょこんと収まって動きません。
チーカマでおびき出そうとするお客さん。でも猫は後ずさり…。いきなり大勢で覗いたのでどうやら驚いた様子。
と子猫脱出経路発見。すばやい動きでダ~っと逃げて行き、2メートルくらいあるコンクリートの壁を、ロッククライマーのごとく駆け上がりあっと言う間に見えなくなりました。あ、逃した…(-_-;)すぐに逃げた場所へと行きましたが見つからず…。
ひとまず店の中へもどり、仕事を続けました。少しして、別の職員から後の経過を聞きました。
ある職員が二階の駐車場で子猫をみつけ、捕まえようとしたのですが、あと一歩のところで子猫が振り向き「ニャ~」と鳴いたため、驚いて「キャ~」と言ってしまい、その声で住宅街の方へ逃げて行ってしまったとのことです。
そして、ちょっとうれしい情報が…。職場の近くに住んでいる人の旦那さんがもし見つけたら、そのまま飼ってくれるという約束をしてくれました。
しかし、その後あの子猫は無事だろうか…と悶々と考え、あまり仕事に手がつきませんでした…。
自宅にて…
帰ってきて、夕飯を食べ、のんびりしていてウトウトしいた頃、外でいきなり「ニャーニャー!」と母親を探す子猫の声が…。何だ何だと懐中電灯片手に外へ。その光に驚いたのか、隣の家の中に逃げてしまいました。まずい!隣の家(犬がいる家じゃないですよ)は主人が奇人変人なんです…。
「お?なんだ?」と混乱気味の隣のおっちゃん。娘さんがひょいと取り上げ、怒り気味のおっちゃんからとりあえず子猫を渡してもらい、さてどうするか…。
とりあえず網戸越しにリュウさんとご対面。シッポをブワッと太くし、鼻を近づけるリュウさん。恐る恐る近づくリュウさんに子猫の手が網戸に…。ビビるリュウさん…。負けてるなぁおい(-_-;)
両親の猛烈な反対により、結局戻すことに…。ごめんよぉ(T-T)動物愛護を勉強している者としてやってはいけないことは承知です。でもでも…ううっ(T_T)
夜通し鳴いている声に胸が痛くあまり眠れませんでした…。
その後重大なことに気付きました。あの猫、何か変な病気にかかってなかっただろうか…。接触はしてないし、殺菌性の石鹸で手を洗ったとは言え心配です。後でリュウさんの血液検査に行ってみます。
そして今日、あの猫の所在が分かりました。近所に野良猫にエサをやってるおばさんがいるそうです。そのおばさんは、野良猫が子供を産み、増える度に河原の橋に下に捨てているそうです…。正直そんなことをするならエサをあげないで欲しいです!
どうやらその猫は、育児放棄されたらしく、親猫が前を通っても見向きもしなかったそうです。もう一匹兄弟がいるらしいのですが、鳴き声は聞こえるものの、そっちの姿は確認できませんでした。
母が出かけ先から帰ってきたら、なんとその猫母についてきました…。(家の母は動物に好かれ体質で、犬や猫やもちろん、カエルまでついてきたことがあります。)さて、どうしたものか…。とりあえずいつもお世話になってる動物病院に電話してみました。
「先生のところで里親募集はやってますか?」
「今はやってませんね。」
「ではどうすれば…」
「う~ん、最終的には保健所になってしまいますね。」
無常な答えが返ってきました…。
あ~、家で預かることもできないしどうしよ~(@_@;)
混乱していると、母が向かいのマンションの大家さんに話をしに行きました。帰ってきて「面倒を見ることはできないけど、様子は見れるから、しばらく様子を見るようにしたから」とのこと。
…それ以来子猫の声はしていません。どうしてるかな…。
↓これがその子猫です。ヒゲがトレードマークの甘えんぼちゃんです。僕達にお腹を見せてゴロゴロしてくれました。
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最近猫ちゃんとの出会いが多いような気がします…。
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