彼は隣のおばさんの飼い猫で、私のアイコンであるgattinaの息子、
フワッフワの毛糸玉のような仔猫時代からの知り合いです。
多頭でご飯が充分にもらえないので、7.8ヶ月の頃より我が家に移動、
おばさんのことは、すっかり忘れています。
現在14歳4ヶ月、去勢手術も私が行い、ご飯も食べたい放題
少々ロン毛、立派な体格を誇り、抱っこもできる比較的従順(に見える)な子。
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これは、私がネコジに登録した直後、「大胆素敵」のタイトルで投稿したネコ写です。
いくらご飯を食べるからとは言え、人様の庭でこの姿…不敵よりも素敵、惚れてしまいそうです(笑)
お家にゃんズのいない今、7月から望んで室内に居候、
時々粗相もありましたが、外に出ることを拒否して3週間、
年齢も年齢、看取るつもりでいたのですが、突如外に出たがりました。
窓から見ると、日陰でリラックスしている様子
やはり彼にはお外が向いているようです。
そして3日後に戻り、また室内に閉じこもり…3週間ほどでそわそわし始め、5日前の深夜3時
玄関前や窓際で鳴き喚くので、外に出しました。
また戻ってくるのではないかと、トイレも綺麗にして用意してあります。
ご飯も、室内でのほうが美味しいものであること、彼も知っています。
カリカリは常に玄関前に置いてありますが、姿を見ることなく「何処かで死んでしまったか」と
心配の日々を送っていたところ、昨夜ワーワーと鳴く声が聞こえました。
彼のいつもの通り道を使って窓際に到着、窓を開けたままご飯の支度をしていると、姿が消えました。
今朝、窓をあけるとやはり声が…
おどおどした様子で、手が近づくことを警戒します。
キャリーを用意して捕獲計画、興味を見せたので素手で捕まえようとしたところ
ものすごい抵抗を見せ、ひっかき、噛みつき、逃走しました。
引っかき傷は、幸い長袖だったので腕に少々、ジーンズは毛羽立ちました。
噛まれたのは人差し指の第一関節近く、傷は小さいものの、出血がひどくポタポタ垂れ
なかなか止まりません。
流水で充分洗い、消毒液で消毒
出血も止まり、現時点腫れも痛みもなし、キーボードも叩けます。
…ネコの噛み傷の危険性は、ネコジルシで知ったほどです^^;
お家にゃんズには、仔猫時代にさんざん引っかかれ、
噛み癖のある子もいて、手首に跡が付くほど噛まれたことは何度もありますが、出血沙汰は初めて
出血があったほうが良いとか…
去勢の際、初めてキャリーに押し込められ、ひどく興奮してアドレナリンが大量放出されたらしく、
2倍量の麻酔でもなかなか効きませんでした。
診察台ではおとなしかったです。
私に慣れているとは言え、お家にゃんズのような、全面的信頼が無いのは十分承知
老いが見え始めた3月、家に入れようとしましたが、
ドアの閉まった室内では、美味しいご飯を出しても、食べることができませんでした。
彼の居場所ではない…
7月、突然彼が望んで室内生活、しかし日に日に居心地がよくない様子が見え、
隠れることの出来る、狭い階段の下が生活ベースとなり
望むならば、と外に出しました。
彼の行方が、気になって気になって仕方ありません。
放っておけなかった…
お外にゃんことして割り切れるのならば問題ありませんが、そうでない場合は
中途半端に手を出せば、にゃんこもお世話係も苦しみます。
彼も、14年間お外で暮らしてきたのだから、家に入ることをしなければよかったのに…
彼の叔父さんにあたるORECCHIOは、何処かに自分の隠れ場所を見つけたらしく、
やせ細った最期は姿を見せませんでした。
責任転嫁ですね^^;
自戒の意味で、ここでぼやかせて頂きました。
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