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http://www.worldanimalday.org.uk/
World Animal Dayについて…言語は日本語もありますが、変換しません。
世界動物の日(せかいどうぶつのひ、World Animal Day)とは、動物愛護・動物保護のための世界的な記念日である。毎年10月4日。この日には、世界各地で動物愛護・動物保護のための様々な活動が行われる。世界動物の日は1931年にイタリア・フィレンツェで開かれた「国際動物保護会議」で制定された。Wikipedia
イタリアのカレンダーには、365日“聖人”が存在します…12月25日はnalaleクリスマス=イエス
10月4日はアッシジの聖フランチェスコ、
既存の宗会に逆らい、質素なフランチェスコ会を創立し、
イエスに最も似た人生を送ったと言われる聖人。
両手両足脇腹には、イエスが磔刑で受けた傷と同じようなもの…聖痕…があったと伝えられ
イタリア全土の守護聖人ともなっている、“聖人中の聖人”とも言える存在でしょう。
ローマ法王フランチェスコ(フランシス)
法王名は過去の聖人から本人が選ぶものなので同じものが多く、○世として区別するのが通常
…例えばベネディクト16世前法王
現法王は初代、命名発表の際には一瞬驚きの声が上がりましたが
イタリア人が圧倒的に多い過去法王には、重すぎる名前であったからだと思っています。
現法王はアルゼンチン出身ゆえの大胆な選択、そして選名の由来は、
「平和を愛するアッシジの聖フランチェスコ」であると、皆が頷く説明をしています。
同時に、フランチェスコは自然を愛する人物であり、神の前には動物も皆平等であるという思念でした。
アッシジの大聖堂にある、天才ジオットの手によるフランチェスコの生涯のフレスコ画には
狼や野鳥と接する姿が描かれ、「小鳥に説教するフランチェスコ」は美術作品としても有名なものです。
余談ですが、自然を愛することでは相通じる日本人
フランチェスコ会は布教の可能性があると見たようですが、失敗に終わっています。
こんなフランチェスコのエピソードにちなみ選ばれた10月4日、
この日が「フランチェスコの日」であり、動物への祝福も与えられる日であったことは知っていましたが
世界規模の記念日であったとはつゆ知らず…
昨夜Twitterで知ったところです。
http://velvetpets.it/2016/10/04/giornata-mondiale-degli-animali-4-ottobre/
NYにあるセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂で行われた動物たちへの祝福の動画、
牛や馬、ロバも教会に入っての儀式です。
もともとはキリスト教カトリックのフランチェスコにちなんだ聖名祝日、
しかし現在はあらゆる宗教・信条・国籍の動物愛好者によって祝われています。
アニマル保護シェルターでは基金調達のためのイベントと施設の一般公開が行われる。野生生物保護団体は情報を展示するためのイベントを開催する。Wikipedia
ということで、イタリアでは土日の1日2日、全土の広場にてENPAによる募金活動が行われました。
田舎町のここには無かったもよう…。
政治家も参加の愛護のキャンペーンのような展示も、引き続き至る所で行われています。
Twitterには「#WorldAnimalDay」のタグも存在しています。
「動物愛護週間」世界版です。
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