危険家屋に取り残された犬や猫の保護・捕獲、カナリアや亀、野良猫や家畜の世話もです。
現時点、69頭の犬と猫が救出され、うち31頭が飼い主の手に渡されました。
「動物も被害者のうち」
…ペット連れ避難地(主にホテル)の確保に躍起となっている、ENPA(愛護機関)の代表の言葉です。
一部では受け入れるものの、拒否する施設も多いのが現状、交渉は難航
ENPAに世話(一時的預かり、里親探し)を委ねる人も少なくありません。
一例は90代夫婦の中型わんこ、ローマの親族のもとに身を寄せるので、里親募集へ
双方の気持ちを考えると…
月曜夜、鼻と手先だけ外に出し、瓦礫に生き埋めになった犬が発見され、無事に救出
これは、消防庁の探索犬の活躍によるものだそうです。
マイクロチップがなく、Ulisseウリッセと名付けられ、快方に向かっています。
奇跡的に怪我や骨折はなく、数値的にも平常、ただ大きなショックを受けている、とのこと。
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画像は、La Stampaのものです。
http://www.lastampa.it/2016/11/03/societa/lazampa/cane-cani/sta-bene-ulisse-il-cane-estratto-dalle-macerie-a-norcia-nel-dopo-terremoto-JS9hJf1LCUhJDbpTj7MoKM/pagina.html
まだ飼い主は名乗り出ていないようです。
義務であるマイクロチップ、遵守されていないことが目立ちます。
ペットの小型犬連れ避難が許されず、悲嘆にくれる家族もいれば
人間のことで精一杯、見つからなければちょうどよい、なんて思っているんじゃないのかな?
…意地悪な私の邪推です^^;
The Dodo
動物ニュースを扱うアメリカのサイトのTwitterに、
イタリア消防庁撮影の救助全シーン動画がアップされています。
これは私も初めて見るもの、かなり近づいての撮影、鼻と目だけが確認でき
手作業で掘り出される様子が見えます。
https://twitter.com/dodo/status/794344164133453824
昨日は、地震の後行方不明になっていたわんこトポリーナちゃんが、4日ぶりに保護されました。
地震の後パニックを起こし、家から随分遠く離れた場所を彷徨っていたそうです。
動物にとっても、地震は恐怖の体験のようです。
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