『猫ブームで懸念高まる 猫に広がる遺伝性疾患 犬と「同じ轍」踏むか』
http://sippolife.jp/article/2016110100003.html
遺伝について、わかりやすい説明が挙げられています。
需要が多くなれば、手っ取り早い増産のため、近親交配が繰り返され、
先天性疾患を持つ個体が増えてしまいます。
知識や良識を持ってすれば、“犬が向き合っている現状”は避けられる可能性がある…
わかっているならば、“重い十字架”を背負った子の産出を、避ける方向に持っていって欲しい
繁殖を生業とする人だけでなく、家庭での趣味的繁殖者にも合い通じるものです。
Twitterを眺めていると、先進国と目される国々でも、悪質なブリーダーが少なくないことに気づきます。
Kitten Factories Actually Exist And They’re Terrible
「実際に存在する、悲惨な“仔猫工場”」
https://www.thedodo.com/kitten-factory-bust-1966009518.html
記事は、オーストラリアの繁殖業者の検挙に始まります。
最悪な環境で飼育され、72頭中30頭のベンガル種が、安楽死を施されるほどの体調の悪さ
$32.000の罰金と10年の資格取り上げ…甘いといわれています。
全世界に広がる、パピーミルならぬキトンミル(仔猫工場)
パピーミルよりも隠しやすいということで、大きな問題となりつつあります。
パピーミルだけだと思っていたところ、隠れてキトンミルも存在していたとか…。
CAPS=Companion Animal Protection Society愛玩動物保護協会(アメリカ)、でしょうか?
潜入調査の動画、英語ですが字幕も。
字幕なしで、画面だけ見ていても理解できます。
Undercover with CAPS: Inside a Kitten Mill
ネブラスカ州の、資格所有(USDA/米国農務省がペットショップへ販売を許可)キャットブリーダーの
繁殖現場を撮影したもの。
充分な大きさのないケージでの多頭、体調の良くない子、手入れの行き届いていない子、
そして掃除の行き届いていないトイレetc…思わず眉をひそめる状況です。
ライセンスブリーダーへの、公的な立ち入り調査は行われないのか…
People Are Shocked To Discover Where Pet Store's Puppies Come From
「ペットショップの仔犬がどこから来たのかを知ってショックを受けた」
https://www.thedodo.com/barkworks-puppy-california-2076307633.html?utm_content=bufferd0abc&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer
ペットショップの子たちがどのような環境で育てられるのか…
クリスマス時には、プレゼントとなる事も多いので、啓発記事のようです。
Undercover with CAPS: An Investigation of Southern California Pet Shops
南カリフォルニアのペットショップ(まるで日本みたい)と繁殖場(動画3分あたりより)
アイオワ州の大規模な繁殖場が撮影されています。
これを見ると、キトンミルの方が運営しやすいという意見、納得がいきます。
悪質ブリーダーのもとで生まれた、脳が半分しかないなどの、障害のある仔犬を引き取るシェルター
ブリーダーは、その種を愛する専門家であるはず、
知識を駆使し、その種が健全であるよう、極力先天性疾患を避ける繁殖をするのも義務です。
重いことばかり書き連ねたので、チョビっと頬の緩む画像を…

http://www.lastampa.it/2016/11/03/societa/lazampa/gatto-gatti/il-gatto-vampiro-in-realt-dolcissimo-oxH9RnFRcxTULy0eNb4GrI/pagina.html
「吸血猫」モンク…保護猫、永久歯になったら長い牙がニョキニョキ、コラではなく自前です。
ちゃんとご飯を食べられ、健康には全く問題ないとのこと、
見た目とは異なり、甘えたさんだとか(^^)
最近のコメント