すっかりご無沙汰しています、ゲシコビ&ポテコ二世です♪
7月末の多飲多尿から3ヶ月・・・戦い方が見えてきましたので、どこかの誰かの参考になったらいいなと思い書かせていただきます。
ネコジルシの日記では、糖尿病の猫さんの日記をあまり見かけないので、多くはないのかもしれません。
糖尿病は直接的な死因にはならない病気です。
猫さんならケア次第で相当戦える病気なのではないかと思います。
一時期はグッタリしたポテコ、今は元気に走り回ってますよ~♪
『おやつ食べたあとです』 インシュリン注射の後におやつがお約束になりました♪
予めお断りしておきますが、これはあくまで我が家の例でしかありません。
ご参考程度にしかならないと思います。
また、後述させていただきますが、現在血糖調整(インシュリンの種類や量が適正かどうかを何度も血液検査を行なって決定する作業)の最中なので、多い時は3日くらい連続で一日4回(3時間おき)獣医さんに通ったりしていますから、コメント欄は開けてありますがお礼が遅くなることが予想されます。
遠慮なくスルーしてくださってかまいません・・けれど、ご感想なぞいただけたら嬉しいなと思う自分もいます・・・相変わらず、矛盾だらけのワタシです(笑)
相変わらずモフモフしています。
ポテコの血糖値急上昇は某ストルバイト結石用の療法食にフードを切り替えたことから始まりました。
以前の日記にも書かせていただいたのですが30年くらいお世話になっていた獣医さんの勧めで、ドライフードを食べているなら必ず尿路結石になる!だからドライをどうしても続けるならこれにしなさい・・
プレミアムフード?手作り?手作りは本か何か見てでしょう?食事はそれこそ千頭単位での試験を繰り返して安全性を確認できなきゃダメだよ、何かあっても罰則なんかないんだから!
手作りなんかが一番危ない。大体それで何かあった時にその本書いた人間は責任取るの?
ある程度大きな会社でないとダメな理由はそこなんだよ・・・
その言葉に納得し切り替えましたが、たまたまウチの子の体質には合わなかったこと、運が悪かったとしか言いようがないです(笑) その後、現在通う病院へと転院しました。
そんな風に始まった高血糖との戦い・・糖尿病と断定しないのは、ウチの今の獣医さんが仰るには猫さんの場合糖尿病と断定するのに一年くらいかかるからとのことですので、表題も『糖尿病?』とさせていただきました。
今通っている病院では、ポテコよりも重い数値の子が何人もインシュリン投与状態から脱出できているとのことなので、ポテコも糖尿病とは断定されていません・・対処は糖尿病と同じなんですけどもね(笑)
ではまず、お財布に優しい編から(笑)・・・ 主婦よね~♪
なにしろ、最初の一か月はレントゲンや超音波、血液検査に相当お金がかかりますから。
体質に合うインシュリンの種類と適正な量が判明し、自宅でインシュリン注射を打つようになるとお金は
さほどかからなくなるらしいです・・だといいんだけども(お父さん頑張って~)
☆ 獣医さんに通うのに電車を使う場合には早めに定期券を購入しましょう。
もし●iew等の交通機関系クレジットカードをお持ちならそれを使ってにょうポイントもGETだぜ♪
自宅で適正量のインシュリン注射が打てるようになるまで、獣医さんで打ってもらって血液検査を
繰り返すことになります。
入院に問題のない子なら良いのですが、そうでない場合は一日に4回くらい病院と自宅を往復する
こともあります。
ウチの子の場合、入院できない理由は実にその・・大らかなものでした。
入院用の大型ケージに入れられるとすぐ、爆睡を始めてしまい食事をしなくなってしまうのです(笑)
病院で寝ておいて帰宅後はスッキリしてか夜寝なくて大変でしたよぉぉ~!
『そばで犬が吠えようが猫が鳴こうがもう、へそ天井で爆睡していて昏睡しているのではないかと
何人も確認に入った』そうです(笑)
食事をしないことによる低血糖を心配するような病気でなかったら、入院OK!な子なのですが(笑)
これを病院でもやったらしい(笑)
☆ 獣医さんへのお支払いはクレジットカードでポイントGET~
現金の持ち合わせがあっても、支払金額を合計すると相当な金額になります。
同じ払うならカード会社のキャンペーン等を利用してポイントを付けたほうがお得だと思いました♪
☆ 尿検査は自宅でする
検査キット(検査紙)は●mazonで購入できます。ウチでは
尿検査7項目 ウロペーパーiii3 多項目試験紙キット
【U・H・A・G・K・B・pH】ケトン体・ph等々の『七項目』用/ 100枚入り を使っています。
13,500円しますが、うちの病院での尿検査は一回千円ですから、13回やっていただいたら・・です♪
また、自宅でケトン体を計測したら即!病院に担ぎ込む必要があるのですが、ウチの子の場合ですが
ケトン体が最大値に近い値が計測された事があるのですが、グッタリすることもなく、食欲もあり、
症状の出ないケースもあるようなので、自宅での計測は大切です。
ごはんについて・・ 何しろ我儘な猫さまのこと、ぶんぶん振り回されましたよ~(笑)
我が家の場合、元々肥満ではなかったので自力でインシュリンが出せなくなったため、当初どんどん痩せて行き、元気もなくなってしまいました・・いかにも病気!っていうように(いや病気なんだけどもね)。
でもここでめげる必要はありません、インシュリンの投与と食べる量のコントロールで回復できるようです。
一番体重のあった時期には5.1キロあった二世も一時期は3.2キロまで痩せましたが、今は回復途中で3.5キロを超え、ぐったりしていた頃を思うと奇跡の様に部屋の中、タワーを駆け回っています。
毎日3回の通院を数日続けるというストレス(防寒しても室内とは違う寒さや振動による疲労?)からか、下痢が続いたため体重の回復はやや遅れ気味ではあります。下痢しなかったら、もっと増えてたと思うのですが(笑)
モフモフなので痩せた印象はあまりないのが有難い~
☆ 食べる療法食探し
当初、ヒルズm/d(ドライ)、w/d(ドライ)、アニモンダ インテグラプロテクト糖尿ケア
(ドライ&ウェット)が食べてくれるものでした。
アニモンダのウェットは元々ウェットを好まない子だったため、離乳食用のミキサーを購入し少量の
お湯を足してポタージュ状にすることで『なんぼでも』食べるようになりました。
今はちょっと飽きたようですので、現在のお気に入りが飽きた時に再開しようと思ってます♪
体重が減ってしまうと焦りますが食べたフードが合っているかどうかは、血糖値測定を繰り返すのが
糖尿病ですから、体質に合うかどうかもその血液検査で大体わかるようです。
☆ 食べる量のコントロール
絶食時の血糖値を計るため、何度も一晩絶食をしますと胃が小さくなってしまうようです。
それで食が細くなり、今までのようにお皿に入れて『好きなだけどうぞ』、無くなったら追加では
どんどん痩せていきます。
食べて胃の大きさを戻して食べられるようにするため、30分~1時間に一度は口元にご飯を持って
行って食べてもらいます。
体力温存のためか、その時期は寝てばかりいますので起して、ちょっとでも♪
(背中に羽の生える直前、18歳を超えた一世の姿をだぶらせてしまい、つい必死に(笑))
食欲が戻ったら、量のコントロールが必要です。
元々の元気だった頃の体重に戻したいのが親心ですが、元気だった頃食べていた量を食べさせると
食べた量とそれを吸収するため投与したインシュリンの量とが合わず、血糖値は下がりません。
今現在の体重に見合う量がフードの袋に記載されていますから、それから一日に必要なカロリー量を
計算し、それに少々追加した程度の摂取カロリーになるようにします。
複数のフードを食べている場合には、合計した値がどうかを把握するのにメモや一覧表を作成する
ことをお勧めします。
午前中にどれだけ食べたか、午後どれだけ食べても大丈夫か・・
食べた時間も記録すると、食べる時間の 傾向も把握できますから『もうこんだけ食べちゃった
けど、これから多分〇時間くらい寝ちゃうから一日の量で考えたら大丈夫♪』が見えるようになり
ます。
メンタル面について・・できなくなることよりも、できるようになることを数える。
一生インシュリンを朝晩注射しなくてはいけないかもしれないという事実は変えられませんが、観点を
変えてみると意外と力が抜けます。
合併症は確かに怖いですが、高血糖を起しているか否かは自宅でも毎日の尿検査でわかりますし定期的な
血液検査は糖尿病でない子とは比較にならないくらい多いですから、血糖値のコントロールをしっかり
出来るかにかかるのではないかと思います。
健康な子でも、毎日食事をしなくては生きていけません。
糖尿病だったら、それプラス朝晩の注射・・それだけなのではないかと思うのです。
なんだ、たったそれだけなんだ・・でした。
最初は針を刺すことに抵抗がありましたが、猫さんの爪って先端が鋭く徐々に太くなっていて、
爪を出してのパンチを食らうと相当痛いじゃないですか(笑)
それと比べたら注射器の針、かなり細くて清潔(←失礼!!)
それだからか、意外に猫さん気にしないようです(爆)
特に打つことと、その後のご褒美おやつをセットにすると、ウチの子は気にしないみたいです(笑)
おやつは【アース・バイオケミカル食べられる歯みがきロープ7個入り】の糖質は0.2%、一個1gを1/2個
ですから、問題ないですし♪
ポテコにしても、こんなことにならなかったら絶対に食べられることがなかったであろう『みんな大好き!ちゅーる』を毎日ティースプーン一杯だけですが食べられるようになりました…一時期の食欲不振の時にお世話になってから、お約束になってしまいました(笑)
長くなってしまいましたが、我が家はこうやってうまく波に乗れているようです。
猫さんの個性にもよりますが、やっぱり思うのは『しょっちゅう病院に連れて行く習慣をつけておいて良かったな』ということ。
初代にはその習慣がなかったため、入院しなくてはならない状態なのですが食事もトイレも使えないくらいのストレスを感じてしまい弱ってしまうため、朝病院に連れ込み病院の閉まる時間に引き取りに行き、一晩寝かせて食事やトイレをさせてまた病院へ・・ということを繰り返ししていました。
その経験から、先代ポテコ一世は赤ちゃんの頃から何かあるたびに病院に連れて行き、元気なうちにストレスを回復するのに時間のかからないうちに『ここか~やだな~』程度に慣れてもらうようにしました。
最後の入院の時にも『不機嫌な顔してご飯は完食、トイレも使い、ヘソ天井で爆睡』が出来ていました。
ポテコ二世とこんなにも病院通いすることになるとは思っていませんでしたが少なくとも連れて行く親の『病院に行くこと自体のストレス』が殆ど無いことが有難いです。
『こんなに嫌がっているのに・・』という思いをしなくて済むことは本当にありがたいです。
獣医さんに抱っこされて喉を鳴らすポテコ二世も、あまりストレスになっていないようで、これまた有難い!
繰り返しになりますが、私の個人的な考えですが『何かあったらお医者さんに行く習慣をつけておくと、いざ重篤な病気になった時に戦う相手を【ストレス+病気】から【病気】にできる』と思いますから、お勧めですよ~♪
明日も行こうね~ポテコ~♪ また、ご報告させていただきますね!
ゲシコビ
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