猫の飼い主責任を明確にするためのガイドラインを、今年度中に作成すると明らかにしました。
http://sippolife.jp/article/2016121300001.html
屋内での飼育や所有者の明示、不妊措置などを呼びかけ、これらを義務化する関係条例の改正も検討。
全国有数の多さとなっている猫の殺処分数
…2015年度は2074匹(政令指定市、中核市を除く)で、長崎県、茨城県、山口県に次ぐ多さ…を
減らすのが狙いとしています。
殺処分された大半は子猫、所有者がわからない猫も多いですが、
引っ越しや経済的な理由で飼えないとして動物愛護センターに持ち込まれるケースもあります。
…だから里親募集の条件も厳しくなるんですね
犬を飼う場合は、狂犬病予防法に基づき登録が義務づけられていますが、
猫は“野放し”状態。
猫の飼い主が屋外で飼育したり、不妊・去勢をせずに飼育放棄したりして猫が繁殖した結果、
殺処分される悪循環が少なからずあります。
法律があっても遺棄・放棄がゼロではない犬事情、“野放し”の猫ならば当然といってしまえば当然のこと。
殺処分を減少させるには、安易な飼い主を減少させる必要もあります。
このサイトでは“常識”となっている室内飼い、不妊措置等が義務化する条例が成立すれば
少なからず一歩前進になるのでは…一般的には、まだまだ“常識”ではない現実
一旦飼うと決めた以上、最後まで世話をする義務の認識が必要です。
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『ブルータス、お前もか』
シェークスピア劇「ジュリアス・シーザー」に出てくる、名セリフ
古代ローマ共和国時代の独裁者カエサル(シーザー)が、裏切った甥のブルータスに刺された
=カエサル殺傷現場、と言われ、ローマの旧市街ど真ん中にあるTorre Argentinaの遺跡
ここで吐かれたことになっています。
世界的に有名な、ローマの地域猫シェルターがあります。
廻りは交通量が多く、トラムも行き交う場所
TNRについて、データを上げて賛否両論が繰り広げられることがありますが、
だいたいここでの調査結果です。
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遺跡の中で暮らす猫達、有名な場所でもあり新たに遺棄される猫も少なからず、激減はありませんが
不妊措置を30年近くに渡って継続してきた結果、確実に減少しています。
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