街はすっかりクリスマスですね~
今ではすっかり葉も落ちてしまいましたが、これは先日まで綺麗だったアパートのドウダンツツジです♪
如何せん素人なので『成功しました~!!』とは言えないのですが(笑)
たぶん♪ 血糖値のコントロールに成功しました。
ここ数日、自宅での尿検査で尿糖は出ていませんから、血糖値は180以下のはず?
これに至るまで、尿検査で『正常(検査紙で黄色)』と出ても翌日には逆戻り(+2:緑)とか、多々ありましたが今回は4日間続いています。
12月の始めに、東大 動物医療センターで詳しく検査してもらってきました。
結果は血糖値はインシュリン投与していない10時間の絶食状態で300台と高いものの、肝臓・膵臓の数値は全て標準範囲内、掛かりつけ獣医さんが心配してくださっていた先端肥大症やクッシング症候群の心配もまず、無いだろうという結果でした。
当初この程度の血糖値では、おそらく一日に何度も繰り返した通院のストレスが影響していたのではないか?尿糖が検出されるのは、生まれつき腎性糖尿(尿に糖が出るけれどそんなには健康上影響しない)をもっていたが糖尿病の疑いが出るまで尿糖に意識を向けていなかったので見過ごされたのではないか?というお話でした。
その結果を持って、掛かりつけ獣医さんとお話したのですが、
『ポテコちゃん、食べなければ血糖値下がるんですよね・・だから腎性糖尿ではないと思うのです』という見解。
確かにこれまで自宅での尿検査で何度か尿糖が検出されないこともありましたから、そうかもしれない・・
『東大の先生ともお話したのですが、ご飯をメーカーごと変更してみたらどうかと』と。
インシュリンとご飯、ポテコの体質がうまく噛みあっていないのではないかという疑いがありました。
そこで、その段階ではヒルズのw/dのドライを主に、アニモンダウェットも食べていたので、今度はロイカナの糖コントロールにしてみては?との提案があったのですが、待ったを掛けました・・何しろ、まだ自宅にアニモンダのドライが5キロくらい在庫していたのですよ~(笑)
一時期、アニモンダドライしか食べてくれない時期があったもので売り切れを恐れ、確保してありました。
『以前、アニモンダドライを食べていた時は食べる量やタイミングを全くコントロールせずに好きなだけ食べてもらってましたから、それを今回からコントロールしてあげてみてもいいでしょうか?在庫まだ、たんまりあるんです~!!』と伺えば『いいですよ、急にどうこうなってしまう状況ではないですから(笑)』と言っていただいて、アニモンダでのコントロールを開始しました。
まず、糖尿病?の子がご飯を食べるタイミングなのですが、発病前のように置いておいて好きなだけどうぞ・・はできません。
一日に採っていい総カロリー数を体重から割出し、その総カロリー数を厳守しながら、インシュリンを12時間置きに注射する直前にドン!と大盛りをあげて、それ以外の時間は少なくして、なんとか次のインシュリン直前まで持たせる・・簡単に言えばこんな感じです。
でもこれ、大盛りはどのくらいの量?それ以外の時はどれくらいを何回?と初めは相当四苦八苦しました(笑)
あげる回数から量を自分で割り算して『どうぞ』とやっても、最初は『全然足りない~!もっと食べる~!!』なんです。
ご飯を出す私も大変ですが、食べるポテコだってとっても大変(笑)
でも、人も猫も慣れるイキモノなんですよ、意外に(笑)
当初は大盛り(15g)以外のご飯の量を一定(7g)にして、一日の総カロリー数だけを厳守していましたが、尿糖の出続けることを止めることはできませんでした。
数日の四苦八苦の結果、見えてきたこと。
大盛りは一度に15g、それ以外のご飯のあげても良い最大値は5gでした。
しかも、これは最大値であって、毎回この量をあげたのでは尿糖は出続ける・・最大は5gでそれは数回に一度で基本は4g~3g、この4g以下の量を複数回出して食べてもらいます。
ちなみに、4gでさえ連続して4回出すと尿糖は出始めます。
そして一度出た尿糖は約一日で正常(出ていない状態)に戻すことができます。
ポテコの場合、当時体重は3.8キロくらいでしたから、実際の体重より10%位多い4キロを基準に計算しました。
体重4.0キロ 一日の総摂取カロリーは295kcal(w/dの袋を参考に計算。繊維反応性疾患の管理では237kcalですが、ポテコは該当しないので300kcalに届かない程度の値を設定)とすると、大盛り以外での最大値5g(19kcal)は6%くらいの値になります。
それで、インシュリン直前の大盛りは15g、それ以外は4g以下を少なくとも30分くらいの間隔は開けて食べてもらう。
要求が無かったらご飯は出さず、余ったカロリーは大盛りの時に追加します。
また、たまにある『足りないよ~!もっと食べる~』要求には1g~2gの追加で対応し、直前に食べた量との合計値が最大値である5gを超えないようにします。
・・・これで尿糖は検出されなくなりました。
大盛り以外で一度にあげていい最大値5g・・・それはこんなにも少ないんですよ。
これで体はもつの?とお思いだと思いますが、もつんです(笑)
逆にこれ以上だと尿糖が出て、更に多いと体重が減り始めてしまうんです。
こんな少しの量と大盛りご飯、インシュリン3.5単位を一日2回を積み重ねて、一番痩せてしまった時期は3.2kgにまで減った体重が、4kgを突破するまで回復しました。
↑4kg突破したムスメ
私は幸いなことに在宅での仕事ですから、ある意味つきっきりでのご飯管理が可能でしたが、それが難しい場合には自動給餌器等を利用されると良いかもしれません。
抱っこした時に背骨のごつごつした感じが全くなくなったことが本当にうれしいです。
今では2週間に一度の検診(血糖値検査)で済むようになり、経済的にも楽になりました~♪
病院のお支払いはカードで翌月一括(金利&手数料なし)にして盛大に溜まったポイントは改造パパのご褒美にして(笑)ホッと一息ついています。
ネコジでは殆ど見かけない糖尿病?の猫さんですが、万が一糖尿病?になっても大変な時期は親の根性と体力さえあれば乗り越えられますよ~♪『糖尿病・・もうダメだ』では決してありません。
年末進行でジタバタする今日この頃ですが、シッポのある子供を支えるのはシッポのない親ですからね、皆さん体だけは気をつけてがんばりましょ~!!
全然関係ないのですが、これアニモンダのウェットをペースト状にするのに購入したハンドブレンダーなのですが、私の目にはエリンギに見えます(笑)
ゲシコビ
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