http://sippolife.jp/article/2017021600004.html
商品の選択の幅が広くなる…喜ばしいことですが、反面、生体販売を始めたショップもあるとか。
『猫を売らない猫の店 「保護」仲介 浦安』
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20170203-OYTNT50259.html?from=tw
こんなお店もチラホラと見かける今日このごろ
…欧州のショップの大半は、このスタイル、フード、アクセサリーの販売が中心で、生体はわずか
一方“投げ売り”も行われる日本のペットショップ、
無法地帯の日本でも、生体販売の規制を要求する動きが見られるようになりました。
以前、maoakoさんが紹介されていた、浅田美代子さん主催の署名運動、順調に数を伸ばしています。
『「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名』
https://goo.gl/gGPK1W
生体販売についての規制も含まれています。
『動物を店頭販売しているペットショップの利用をボイコットし、ペット販売業界に生体販売反対の想いを伝えていきませんか?』
https://goo.gl/QjXDwp
こちらも署名運動です。
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「ペットはショップで買うもの」が常識であった日本、大ペットブームにより、あっと驚く動物が売られ
健康を無視した繁殖が行われ、商品としてショップにたくさん並んでいます。
供給するのはブリーダーbreeder“純血種繁殖者”…幼いころに、私は憧れました。
わんにゃんとは長い付き合い、しかし純血種とは全く縁のない私が
ブリーダーと生体販売について関心を持つようになったのは、このネコジルシがきっかけです。
日本の異常なまでに多い生体販売、眉をしかめる私の情報提供ウザ日記に目を留め、
現場の声として耳打ちしてくださった方、Cattery BRANCHEさん…
元ショーブリーダー、現在は乳飲み子ヴォラさん、多頭飼育崩壊にも何度も立ち会った経験のある
人生お猫様どっぷりの方です(^^)
プロフ画像は真っ黒クロスケの哺乳、お家には豪華でお美しいフルールさんがいます。
繁殖現場について教えていただいたこと、そのまま紹介するには少々生々しい(冷汗)
“モザイク”をかけて、他の情報とミックス、私の言葉で簡単に紹介したいと思います。
ご本人には許可を頂いており、もし路線が外れているならば、ご指導願います。
●シリアス(ショー)ブリーダー
血統を残すため、ショーに出陣するための繁殖、健康に配慮した出産なので、利益があまり望めず
本職を持つ場合が多い…結局、“情熱”、になるのでしょうか
スタンダード(種標準)から外れた場合、諸状況を説明の上ペットとして販売、直販がほとんど。
不妊去勢の誓約や血統書で繁殖制限を付ける事も多い。
ブローカーの依頼によりショップに卸すこともあるが、ショップに問題がある場合は拒否することもある。
●パピーミル(キトンミル)
営利目的。
繁殖は、シリアスブリーダーが特定種に限っているのと異なり、流行に飛びつく。
市場価格は、人気のある猫種で1匹1~3万、人気が無い猫種だと5千円と言う場合もあるので
管理や品質に拘らず経費削減して大量に産出しないと、経営が成り立たない。
このため、“工場生産”のような無理な繁殖が行われる。
ペットショップの子たちは、殆どがパピーミル出身。
ショップは小さい子(小さく見える子)の方が店頭に置ける期間が長く良く売れる為、
より小さい子を求める。
ブリーダー側は、病気でも成長不良でも先天性疾患が解っていても、
小さいうち(小さく見えるうち)で無いと売れ残るので、健康状態に関係なく出荷。
●バックヤード(裏庭)ブリーダー
友達や知り合いに譲ったり、直販をしたり、親猫を迎えたペットショップに卸したりが殆ど。
小規模なパピーミル
私の憧れたブリーダーのイメージ
…芝生のあるお庭で、きれいな子犬たちがコロコロ遊び、それを優しく見つめる裕福そうな中年女性…
日本のペットショップで売られる子たちの繁殖現場は、ケージ内です。
「まだまだ、動物に対しては「発展途上国」の日本、動物の環境を良くする為の問題は山積みですが、
動物好きさん達一人一人のモラル向上が、一番早く確実に良い方向へ向かう様に思います。」
言葉をなくすような表現もありましたが(削りました)、Cattery BRANCHEさんは
↑の言葉で締めています。
素人の私ですが、全く同感です。
購入する場合は、信用できる責任あるブリーダーからを強くお勧めします。
次、ブリーダーについての外国情報を紹介します。
早くも2月も末…朝晩はまだまだ寒いものの、太陽が顔を出せば春の気配…
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朝、一番日当たりの良いラティスの上で朝ごはんを待つノラのPANDINA
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ちょっと見サクラ、私の大好きなアーモンドの花です。
カルネヴァーレ(カーニバル)のシーズン…イースターを前に、近づく春を祝います。
リオ・デ・ジャネイロの山車が世界的に有名ですが、ヴェネツィアの仮装も大人気
現在の私のプロフ画像も、この仮装用のマスク、ショーウィンドーのものを撮影、
値段はついていませんでした。
数年前、格安航空会社を利用して撮影に出かけたもの…蔵出しです。
重厚な建物や運河、ゴンドラをバックに、中世から飛び出してきたような仮装姿
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この年はマスク無しが多く、まるでモデルのように絵になる“白鷺の精”の女性
ぐるりと大勢に囲まれて撮影されていました。
今年はコントロールが厳しく、サン・マルコ広場に入るには、マスクを取ることが要求されているとか。
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