大半の方はご存知だと思いますが、その代表選手は『ユリ』
少し前、ネコ写でお見かけし、ウザいかな?、と思いながらも、コメでご注意差し上げました。
ユーザーさんはびっくり仰天、世話焼きババアの行動に出てよかったと思っています(^^)
実は私も、ユリの毒性はネコジで知ったこと
15年ほど前には、庭に大量に植えて、美しい花を楽しんでいましたが
当時の我が家には、10匹以上のお外猫さんがウロウロ、周辺をトイレに利用
また、家の中で花瓶に挿して、飾ったこともありました。
何事もなかったことを、ラッキーに思います。
Owners warned that letting your cat drink from vase of flowers could be FATAL
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/owners-warned-letting-your-cat-10226953#ICID=sharebar_twitter
「ネコに花瓶の水を飲ませることは、致命的になる可能性がある」と訳せる
ネコさんの飼い主さんへの、英国誌Mirrorの警告記事です。
記事には、ノルウェージャン風のロン毛の美にゃんの口の周りと手が、花粉で黄色く染まった画像があり
緊急に点滴を受けて、九死に一生を得たエピソードが紹介されています。
時間外の緊急獣医訪問のネコさん、お花とのコンタクトによるものも多く、
そのうち、週3匹はユリ(科)によるものだとか…。
僅かな葉、花粉を口にし、下痢、痙攣、急性腎不全、最悪死に至ります。
ユリを挿した花瓶の水を飲むことも、危険につながるとのこと。
ユリ目で“インカのユリ”と呼ばれるアルストロメリアや、
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“リリー”と名がついても、サトイモ科に属するカラーは無毒
ユリ属、ワスレグサ属に要注意です。
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ワスレグサはキスゲ、カンゾウとも呼ばれ、最も私に馴染みのあるのはヘメロカリスの名
お花好きであった母も大好きなもので、色鮮やか、これも随分植えました^^;
夢にも思いませんでしたが、よーく見れば、たしかにユリ科に属しそうです。
リストにある、日本の家庭にも馴染みのあるものを、英語名と共に和名(通名)で紹介…
●day ヘメロカリス
●Asiatic Hybrid アジア
●Easter テッポウユリ
●Japanese show カノコ
●stargazer スターゲイザー
●tiger トラユリ(ティグリディア・トラフユリ)
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ティグリディア、こちらも植えました。
今思うと、ネコさんに危険なものばかり植えていたようです(冷汗)
画像は全てWikipediaのものです。
中でもスターゲイザーとカノコユリ、英語でググると花としてよりも、ネコの毒としての記事が
トップに上がってきます。
明日はイースター、イエスの復活を祝う、キリスト教社会、クリスマスに続く最大の年中行事です。
そのイースターに、日本産のテッポウユリ(英名イースター)がシンボルになっているとは…
確かに上の記事には、イースターシーズンにはユリによる事故が多いとのこと。
…わんこには、チョコレート事故
清純無垢な白百合は、もともと聖母マリア(マドンナ)のシンボル、“マドンナ種”が有名でしたが、
蘭医シーボルトが帰国時に、日本の植物を大量に持ち帰り、テッポウユリの美しさが人気になったとか
大好きな雑学、一つ増えました(^^♪
日本産種は、繊細な美しさで、世界的に有名です。
クリスマスシーズンの、ポインセチアも危険です。
遠ざけるのがベスト、しかし、口にした気配があるならば、躊躇せず、すぐさま獣医を訪問することを
上の記事は勧めています。
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