もちろん大賛成!
でも、現実的にはどう対処するのか…
最近、地方自治体が殺処分ゼロの成果を高らかに謳い上げるのは、愛護団体等が引き出しているから
限界に近づき、悲鳴が上がっています。
『殺処分をできる限りゼロにしたい。
そして、人と動物が共に幸せに暮らし、優しさあふれる社会を実現したい』
…と、環境省が立ち上げた「人と動物が幸せに暮す社会の実現プロジェクト」です。
保健所に収容されている犬猫の多さ…殺処分は、スペースづくり
ならば、収容数を減らす事が必要とされます。
引取を厳しくすれば、遺棄が増える…殺処分の無いイタリア、遺棄は決して少なくありません。
引き取り屋などという、“殺すよりはマシ”、という悲惨な状況での飼育をする
別のビジネスも誕生しています。
避妊・去勢を始めとし、啓発を含め、広範囲に渡って問題点を
抜本的解決の方向に向けることを目的としています。
…私の目には一つ欠けている…生体販売の規制=正しい繁殖
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/index.html
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私がこのページにたどり着いたのは、殺処分対象となるお世話の大変な乳飲み子
その子達を育てる「ミルクボランティア」を導入する自治体の記事を見て
どのくらい浸透しているのか、興味をもってググったところ、ヒットしたサイトです。
該当ページは[取り組み]→[モデル事業]…
平成28年度は、所有者不明の猫対策、広域譲渡、マイクロチップ等による所有明示、
保護された幼齢犬猫対策、適正飼養、教育活動等を推進するため、18事業(そのうち継続8事業)を実施
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/model.html
簡単に言えば、地域猫、マイクロチップ、幼齢犬猫の預かりさん、避妊去勢、啓発を目的とした事業
広域譲渡は、離島での野生動物との共生を考え、殺処分ではなく島から運び出す…。
『プラン発表後も、それで終わりではなく、これからも皆様のご意見も伺い、追加修正しながら、しかし「殺処分をなくす」というゴールに向かって歩みを止めることなく、命を守っていきたいと思っています。』(引用)
ごもっとも…「プロジェクトを立ち上げた…はい、おしまい」ではなく、長期戦です。
今年は平成29年、内容更新が待たれます。
“啓発ツール”、ポスターも用意されていてDL可能
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プロジェクト賛同ボタンも付いていて、ポチッとしてきました(^^)
避妊去勢の推奨については、前日記で助成金も含めて紹介済
助成金①
避妊去勢と並び、所有者の明示も重要、マイクロチップの導入も進められています。
賛否両論ありますが、私は推奨派
というのも、外国では年単位、また海を渡って他国での発見ニュースも紹介されています。
オーストラリアで登録されたワンコが、英国で認識されたり、アメリカの子がフランスで見つかったり
つい最近のニュースでは、15年後の発見も見ています。
マイクロチップが起こした奇跡
↑私の日記
イタリアでは、既に飼い犬への挿入は義務(販売の際には2ヶ月時に挿入済み、販売の少ない猫も)
…と言っても、義務を果たさないことが、地震の際に明らかになっています^^;
シェルターからの譲渡は、犬も猫もマイクロチップ挿入済が常識。
田舎であるこの周辺では、猫はまだまだ出入り自由が一般的
…昼間は家の中でゴロゴロ、夜は外に出す…
しかし、シェルターからの譲渡は室内飼い(避妊去勢済)、となっている今日このごろ
マイクロチップにより、あってはならない遺棄の際には、飼い主にたどり着くことができます。
マイクロチップに関しても、助成金が進められているとのこと
技術的に日進月歩(読み取り器具、サイズ、挿入方法etc)の分野
過去、読み取り器具の統一に問題があったようですが、政府が導入に乗り出しているならば、
改善しているはず
挿入を考えておいでならば、古い情報に惑わされず、担当獣医さんに相談、
地方自治体にも問い合わせることをお勧めします。
「後悔先にたたず…」
犬への挿入が、爆発的に増えたのは、東北震災後のこと
…行方不明時は当然のことながら、悲しい対面の際にも役立ちました。
選択はあくまでも飼い主さん、何かあった際、辛い思いをするのは飼い主さん、
そしてもっと辛いのは該当わんにゃんです。
母の日に寄せて…
もとを正せば、戦場にいる兵士の母たちに捧げた日として、一人の女性が立ち上げたそうです。
その後商業化され、創立者の娘は反対運動に身を捧げ、生涯を終えました。
私は自他共に認める“マザコン”…なのに遠く離れていると、首を傾げられました^^;
距離は離れていても、心はつながっていたと、双方確信
最愛の母を見送り、今年の8月でまる6年です。
最後の1年は2ヶ月おきに帰国、最終期は病院に缶詰となり、看取ったのは私一人でした。
命あれば4月に86歳、平均寿命には到達しませんでしたが、私の叔母は24歳時には両親を亡くしている…
世界で最高の母娘の関係であったと自負、自分の恵まれた環境を感謝しています。
「マンマはこの世に一人」…父親は不明でも、母親は間違いない
マザコン大国イタリアの、母親に対する賛辞です。
最近ネットでは、母娘の関係の難しさを取り上げていることを、よく目にします。
せめて今日は、この言葉を心の片隅に置いていただけたらうれしいです(^^♪
私は母親ではないので、人間の母親の気持ちというものの体験は無し…^^;
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母との思い出につながる洋蘭…特にデンドロビウム、母の影響で私も一時期大量に栽培
母の死後、随分枯らせてしまいましたが、このデンドロビウムは昨年購入したものが、再開花
他にも10鉢ほどもっているので、再び情熱を持って可愛がろうと思っています。
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