利用予定バス停などの確認もあり、
連日の強い北風が収まったようなので、以前から考えていた、下町トラステヴェレの教会廻りもかねて
トラステヴェレ、ヴァチカン周辺に行ってきました。
なぜ教会か…西洋文化(芸術)は、教会のために発達したと言っても過言ではないほど
すべての人に開かれている教会には、素晴らしい芸術が鎮座し、なんと無料!で見られます。
早い話、文字の読めなかった人たちに聖書の内容等を伝える
芸術家たちは、スポンサーである教会の片腕となった次第です。
その代表選手は、サン・ピエトロ寺院…宝庫です。
アルバイトのお陰で、いままで知らなかった無料芸術訪問、楽しみになりました(^^♪
再び迷子になりながら、無事目的の3つの教会を見学、その後利用予定のバスに乗ってヴァチカンへ
…こちらの画像は、また別の機会に…
ちょっと珍しい写真が撮れたので、紹介です。
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新郎新婦…
サン・ピエトロ寺院に向かって歩いていると、目に入った、白いロールスロイス
リアウィンドウにはブーケを積んでいる…新郎新婦の車です。
やはり、廻りからは「どこ?」の声
待つこともなく、前方より現れた二人、逆光になるので彼らの前を横切り
カメラを見せて撮影可能か尋ねると、満面の笑顔を見せた新郎と、ちょっとはにかんだ新婦。
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衣装は自前、裾を引きずって車に…新郎のスーツも、かなり派手^^;
若干露出度の大きいドレス、かつての教会ならば、許されませんが、時代とともに変化
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風のイタズラがあったり…車に用意されていた“シャンパン”(プラの栓なので、安物 笑)を抜いて
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グラスを合わせ、腕を交差してゴクリ!
教会離れとは言え、白のドレスで教会で式をあげる習慣は、まだまだ残っています。
減少しているのは、経済的負担も大きいから
再婚は、教会での挙式は許されない…一生に一度の大イヴェント
式当日、実家からドレスを着て教会に向かう新婦は注目の的、
玄関には白い花が飾られるので、近所の人や通行人も、新婦を一目見ようと足を止めます。
そのような場には何度か出会わせたことがありますが、カメラを持ち合わせ、撮影できたのは初めて
1時間前後の式の後、新郎新婦は写真やヴィデオ撮影に移動
ローマならば、サン・ピエトロ寺院、コロッセオ等、有名観光地に出向きます。
彼らも思い出写真の撮影の為、ここに来たようです。
その間、何もすることのない招待客は、「腹が減った」とブーブー言いながら
祝宴の行われるレストランで、時には2時間ほどひたすら待ちます。
4,5時間続くことはザラ、地方(特に南部)では、半日続くこともあるとか
とにかく食べさせる…ワインも飲み放題
祝宴のあと、メニューが良かった悪かった、と批評するのも習慣です(笑)
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サン・ピエトロ寺院入場のための行列
無料ですが、セキュリテイー検査(空港のようなメタルデテクター)があるので、長蛇の列
昨日は日曜日、午前中は法王のミサがあったので、撮影の午後2時はオープンした直後でしょうか
広場をぐるりと一周、2時間以上の待ちの場合もあります。
世界最小国家ヴァチカンの郵便局、ミケランジェロデザインの伝説のある、ド派手な制服の法王の衛兵
スイス出身の、イタリア語を話すカトリック信者のみです。
もう1つの「おめでとう(^^♪」、次に続きます。
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