
あなたは怖いながらも、必死に生きようとしていましたね。
トラックの下に入り込んで、頭も体も真っ黒け。
子猫ウェットを置いて、目を離した5分の間にキレイにたいらげていましたね。
よほど、空腹だったんだ。
その夜は豪雨で、どこでどうしてるやら、心配で心配で。
次の日の早朝行きましたが姿が見えず、電話で相談してたボランティアの方と、親が迎えに来たかもしれないと話してました。
車屋さんに、置き餌させていただいたお礼をし、もし見つけたら連絡をとお願いした、二時間後に捕まえて下さりました。
やさしい方々、みんなに感謝です。
なんて強運な子。
自ら幸せ行きの切符を手にしたのです。
あなたの行き先は、私の家ではありません。
里親さんでもありません。
私の兄の家ですよ。
兄は私の家から、車で1時間ほどのところに住んでいます。
昨年、最愛の飼い猫を亡くしました。
20歳近くまで生きたその子。
もう、猫はいいと言ってました。
今回、里親募集する前にダメ元で、兄に聞いて見ました。
すると…
快くOKしてくれました。
兄も義姉も猫が大好き。
愛情たっぷりです。
姪っ子ちゃんもいますが、何とこの子…
動物病院の看護婦さんなんです。
私の家よりはるかによい環境です。
ちびっこちゃん、あんたの幸せが目に見えるようだ。
きっと、すごく大事にされるだろうね。
よかったよかった…
でも…

でも…

さみしいです…
別れがつらいです…

はしゃいでじゃれつくのも、眠たくて甘えるのもかわいくてかわいくて。
ずっと一緒にいたかったよ。
里親募集されてる方々の気持ちが初めてわかりました。
苦労して捕まえて、どんどん自分に心を開いてくれる、かわいくてか弱い存在。
ちゃんと飼ってくれる人にしか渡したくない!
ましてや、虐待者なんて…身震いします。
みなさん、こういった思いを乗り越えて里親さんに渡してらっしゃるんですね。
今いる子達を、いっそうかわいがろうと思います。
そしていつまでもメソメソしてる私に、みなさん喝を入れてください!

さよなら、ちびっこちゃん。
幸せにおなり。
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