増えています。
野良猫を保護、また地域猫として一代限りの生涯を全うさせるには、ぶっちゃけ、お金が必要です。
政策となる以上、
過去のように、ヴォランティア(英: volunteer原語は志願兵士)は“望んだのだから”と丸投げ
おんぶにだっこのままではマズイです。
そのお金をどこから調達するかが、頭の痛いところ…
残念ながら日本には、犬猫に税金を使うなんてとんでもない、といった意識があります。
最近地方自治体が続々と利用しているのが、「ふるさと納税」
…人気の豪華な見返りは見直されているとか
浦島太郎、地方への納税を「寄付」として扱うと理解しましたが、誤解があるのなら訂正願います。
ふるさと納税の寄付金で猫の殺処分ゼロを目指す 名古屋市の取り組み
http://news.livedoor.com/article/detail/13680520/
名古屋市の16年度の寄付金は市内外の約400人から約1100万円。
収容犬の医療費や食費、預りさんたちへの現物支給等に使われたそうです。
16年度は愛護センター開設の1985年以降初めて、「犬の殺処分ゼロ」を達成しています。
今年4月からはネコも対象、名称を「目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄付金」に変更。
ネコの収容数は犬の約5倍の1087頭、譲渡は6割ほど。
センターがネコを引き取る理由で最も多かったのは、「計画外の繁殖」
自力で生きられない子ネコの数が、収容ネコ全体の6割に上っています。
飼い主の意識の啓発が必要とされます。
名古屋市のHP
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000081451.html
「見返りがあまりにも淋しすぎる名古屋市のふるさと納税」という記事も見つけました^^;
ふるさと納税の寄附金がわんにゃん救済事業に選べる自治体
https://www.furusato-tax.jp/feature/b15_1215.html
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最も有名なのは広島県神石高原町、方針に“賛否両論”ありますが、災害救助犬『夢之丞』を抱える、
NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の本拠地
犬舎建設費等のため、“ガバメントクラウドファウンディング”による「ふるさと納税」を募集したところ
目標金額を上回る寄附を集め、大きな成果を上げています。
gooddo(1クリック無料募金)でのPWJの人気度はダントツ
その知名度もあり、NPOを前面に押し出した結果です。
ふるさと納税で猫の殺処分ゼロへ!愛護活動に寄付できる自治体一覧(2017年7月現在)
★https://nyantan.com/archives/4688
上の地図に、名古屋市、群馬県、神戸市、山口県が追加されています。
個人的には、殺処分の多い山口県を応援したいところ…
http://www.pref.gunma.jp/04/bo00049.html
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a10700/furusato/annai1.html
http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/furusato-tax.html
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神戸市、人と猫との共生推進キャラクター
フェリシモ猫部が協賛、見返り商品も用意しています。
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5.000円以上でみにゃと君グッズ
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15.000以上、神戸市消防署とのコラボによる消防車型爪とぎ、
アメリカではヒーローである、消防ニャンになれます。
殺処分禁止法のあるイタリアの愛護保護活動は、国家機関であるENPA中心、
連携するシェルターは公営、シェルターへの支援、登録された自由猫の避妊去勢や治療費は無料…
寄付によるものも大きいですが、当然のごとく多額の税金も投入されています。
そして、個人でも納める税金の行き先を指定できる「8xmille」や「5xmille」の存在
「8xmille」…1,000分の8を教会に、「5xmille」…1,000分の5をNPO等慈善活動に
納税申告書に明記することによって、税金の使いみちを選択することができるシステムです
「5xmille」には、ENPAやLAV(最大の愛護団体)も対象となります。
ちなみに、消費税は22%です。
厳しい意見ですが、思わず頷いてしまった私…
「猫の街」で売り出している広島県尾道市…
広島県観光課
広島 CAT STREET VIEW 第1弾 --尾道篇-- http://hiroshima-welcome.jp/kanpai/ca...
世界初、ネコの目線で広島の街を紹介 | Explore Hiroshima’s backstreet from a cat’s eyes.
第1弾は海と山に囲まれたネコの町、広島県尾道市をご案内します。
Hiroshima Cat Street View "Onomichi" - Concept Movie
ネコを観光客寄せの材料としていることが伺えます。
広島県尾道は本当に「猫の街」?
http://www.konekono-heya.com/news/2017/october/9.html
尾道市の屋外猫、3年間でおよそ8割もの猫が姿を消すとの調査結果、
消えた理由の大きな可能性は、病死…調査中「不健全なネコ」は50%前後確認されています。
ー引用
猫に不妊手術を施して元の生活場所に戻してあげる「TNR」は、人道的な屋外猫の管理方法だと言われています。しかし猫の本当の敵は空腹よりも病気や怪我です。不妊手術を施して食事や糞便の処理だけしてればよいというのではなく、今後はTNRを発展させた「TTVARM」(TNR+健康管理とモニタリング)という管理方法にも目を向けていく必要があると考えられます。今回の調査では、不妊手術の印である耳カットを持つ「さくらねこ」がただの1頭も見られませんでした。猫を観光に利用しているにも関わらず、頭数管理や健康管理を積極的に行おうとしない尾道のスタンスは、TNRにすらなっていない搾取的なものといえます。
イタリアの自由ネコ(地域猫)は、避妊去勢、登録、健康管理もされていて(原則)、
必要な医療は、保健所で無料で受ける権利があります。
特定の飼い主はないものの、「地域」が飼い主になるのが“地域猫”であるなら、必要なことです。
ただ、飼い猫を十分に管理していない飼い主が少なくないことも、残念な現実です。
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