タイトルから重いですね。すみません。
先週、いつもうちの猫達のお世話を手伝ってくれる猫先輩の友達(Sちゃん)から
「実家の猫が入院した」
と連絡が来ました。
猫ちゃんは10歳。
おばあちゃんではあるけどまだまだ若いと思います。
前日まで猫じゃらしでもう1ニャンの子と遊んでたのに、いきなり元気がなくなり、お母さんが病院に連れて行ったところ、リンパ腫でかなり進行している状態だったとのこと。
動揺が激しいお母さんにかわって、次の日病院に行ったSちゃんからまた連絡が来ました。
リンパからいろんなところに転移してて、内臓がもう機能していない状態だったそうです。
「安楽死の話も出た」
「でも、答えが出せない!!!」
自分たちのエゴと猫ちゃんの苦しみ・・・
何が最善なのかわからない、って。
私は安楽死はありだと考えています。
でも、最期の最期まで一緒に頑張って命尽きるまで見届けるという考えもわかります。
つまりはどちらを選んでも正解だと思っています。
そしてどちらを選んでも、きっと納得できずに苦しむんだと思う・・・
そのことを伝えました。
そして翌日
「安楽死を選んだ」
と連絡が来ました。
泣いて泣きすぎて、まだ心の整理がつかないからとりあえず報告だけという事でした。
毎年血液検査を受けてるし、半年前にはウイルス性の腸炎で下痢が続いたのでエコーもかけたそうですが、その時は見つからなかったそうです。
だから、お母さんもSちゃんも”まさか”の気持ちが強くてすぐに現実を受け止めることができなかったって
。。。
うちの子達はまだ若いです。
でも、ふぅちゃんがひきつけを起こした時、一瞬頭をよぎったことはあります。
ただ、ごくわずかでも自分でご飯を食べようとしてたから、リミットを決めるなんてできない!って思いました。
以前、別の友人(Mちゃん)に
「私は安楽死有りって思ってるけど、ふぅちゃんの時は”決めきれない!選べない!!”って思った。私はもしかしたら安楽死を選べないかもしれない」と伝えたことがあります。
するとMちゃんに
「子猫と老猫ではまた考え方が違うと思うよ。ふぅちゃんはあそこを乗り切ったら長い猫生が待ってるんだから」
と言われ、ちょっと納得。
1分1秒、毎日小さな心臓を動かし元気に生きてるこの子達の命に最期まで責任を持つ
これは当たり前ですよね。
そして、必ず訪れるお別れに向かう時。
決して見て見ぬ振りもできず、投げ出すこともできません。
今はまだ最期の日を意識しないで日々楽しく過ごそうと思っています。
でも、なるだけ後悔のないようにしていきたいですね。
土曜日、リンパマッサージに行って癒されてきました。
マッサージして下さる方のお家にも2ニャンいるのですが、Sちゃんの安楽死について話してて・・・
二人で死を悼み。。。
「痛----っ!」って叫びながら泣いてました(;^ω^)
実は、安楽死の連絡を受けたその時、私はなな君の保護の格闘中だったんです。
その子のために・・・と思って、命を救おうと動く人間がいる一方、命を絶つという苦しい選択をする人もいる。
ちょっと不思議な感じでした。
ちなみに、手がかじかんでたのでSちゃんには誤記だらけのラインを送ってしまいましたとさ(;^ω^)
今日のななさん
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耳がないっ!!
昨日病院に連れて行こうとして、捕まえるのに失敗し、旦那ちゃんの部屋を逃げ回りとても怖い思いをさせてしまいました。最終的には自分からケージに入ってくれたのですが、あまりに興奮してるので昨日は断念。
今日も・・・この状態。
もう少し落ち着いてから連れていくことにします。
そういうところは感情移入せずに粛々とこなせる私なのですが、あまりに怖がっていて、ちょっと可哀想・・・
お外では人とあまりいい関係ではなかった気がします。
早く落ち着いて、病院に行こうね。
花ちゃんお疲れさま。今頃は虹の橋の向こう側かな。
安らかに眠ってね。
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