1にゃんは年齢不詳のお庭猫、でも10歳を超えていたのは確か…
当時の私は完璧に無知、彼の死後、生前の様子から結論にたどり着きました。
もう1にゃんは、手のひらサイズから育てた17年8ヶ月、
お庭猫さんの経験から早期発見、約5年の闘病、“寿命”と言っても良いかもしれませんね。
治ることのない病、私の従弟ももう7年、人工透析を受けています。
ネコさんの人工透析は、現時点やっているかいないかは不明…現実的には、難しいのではないか
http://www.lastampa.it/2018/03/03/societa/lazampa/gatto-gatti/una-donna-spende-mila-dollari-per-il-trapianto-di-rene-del-suo-gatto-enne-e-adotta-il-donatore-vVPdPLSus0F5iUG1T8wKcL/pagina.html
愛猫の腎臓移植に19,000ドル(≒200万円!)を使い、ドナーを里子に迎えた米バルチモアの教員の女性
腎臓病を患うネコさんは17歳、ドナーとなったネコさんはシェルター収容の2歳
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↑のイタリア誌La Stampaより拝借の画像、
左の白黒さんが移植を受けた子、カメラ目線のキジトラさんがドナー
ペットの腎臓移植、アメリカでは80年台より行われているとのこと、初めて知りました(・・)
https://www.petmd.com/blogs/thedailyvet/dr-coates/2016/february/cat-kidney-transplant-health-both-recipient-and-donor-matter-33544
殆どの飼い主には不可能である…費用と適合性の問題があります。
この記事によれば、12,000-15,000ドル…2頭分
合併症が発生すれば、費用は当然膨らみます。
日本の状況はいかがなものか…
研究室での実験が中心で、栃木の獣医さんが第一人者であることを見つけましたが、
実際に、ペットにどの程度行われているのかは不明
ついでに下記の記事も
腎移植後のドナー猫に健康被害はあるのか?
http://www.konekono-heya.com/news/2016/february/12.html
アメリカのデータと共に、問題点を挙げています。(日本語)
レシピアントの問題
手術における死亡率が高く、腎移植自体が死因になることも多い/手術後は一生涯免疫抑制剤を飲み続ける必要がある/ドナーとなった猫の面倒を見る必要がある/術前術後における経済的な負担が大きい
ドナーの問題
手術のリスクを一方的に背負わせる/術後の健康障害が懸念される
(引用)
う~ん…ドナー猫だけでなく、受領猫にも不安材料は少なくない
イタリア記事では、「ドナーを里子にした」と美談めいてタイトルに書かれていますが、
飼い主のいないドナーの場合、引き取ることは義務です。
ちなみにイタリアは、犬も猫も移植は行いません。
http://www.petsblog.it/post/78145/trapianti-di-rene-nel-cane-e-nel-gatto-perche-non-si-fanno-veterinario-petsblog
私は、ペットに大金を使うお国柄ではない、と思いましたが…^^;
この記事(獣医筆)によれば、イタリアだけでなく欧州全体…倫理と医療問題が理由だとのこと
倫理面は、ドナーについて
人間の場合、臓器提供は意思表示があってのこと、物言えぬ動物の場合、無断で失敬、です。
獣医の心理も微妙、1匹が助かる可能性のために、別の1匹に“犠牲”を強いるというジレンマ
また仮にGOサインが出された場合、臓器提供のための闇の繁殖屋が出てくる懸念
…余談ですが、人間の子供の行方不明、この臓器のブラックマーケット説は、根強くあります
医療面では日本語サイトと同じく、手術の難しさ、飼い主の治療(術前術後)への理解・責任とともに
初期でなければ意味がない、しかしイタリアの大半はガリガリに痩せ多飲多尿を見せる末期に気づく、と
書かれています。
犬・猫のけがした身体を補助 装具の利用者と製作現場の声
https://sippolife.jp/issue/2018030200009.html
アメリカサイトではよく見ていたリハビリ器具…車椅子や持ち上げるためのハーネスetc
日本でもじわじわと進んでいるようです。
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