「なずな」との出会い

2006年1月10日(火) 2006-01-10T19:50:00+09:00 423 / 26

先日七草粥を食べる日がありましたね。

せり、なずな、すずな、すずしろ、ほとけのざ、ごぎょう、はこべら

・・・だったと思います。
この中の「なずな」から名前をもらいました。
プロフィールでも書いていますが、なずなは用水路で溺れているのを発見し保護しました。
猫に接している皆様はお分かりになるかと思いますが、猫の鳴き方である程度、何を訴えているのかわかりますよね。
道を歩いている時に仔猫の「たすけて～～～！！」が聞こえてきたのです。
周りを見回して声がどこから聞えてくるのかと探したら、１メートル程下を流れている用水路からでした。
すぐに降りていって探したら、水の中に白い仔猫の姿が！
なぜか、首だけに草のツルがからまっていて、半ば首をつったような状態でひっかかっていました。
すぐに拾い上げましたが、首は伸びきっていて、体は水風船でも持っているかのように冷たくなっていました。お腹を触ってもまったく体温が感じられず、少し前まで鳴いていたのを知らなければ「死んでいる」と間違えそうなほどでした。
すぐに病院に連れて行って診てもらいました。
病院で乾かして貰っている時に元気に鳴きだしたので、少し安心しました。

生後一ヶ月くらいの女の子だね。
寄生虫がいるかもしれないからフンがでたら持ってきて。

との事でした。
しかしその病院はイマイチ信頼できなかった（乾かして粉ミルク出されただけだった）ので、改めて仔猫の様子を見てみると、

クシャミをする。
目の周りにかさぶたの様な物ができていてはれている。
お腹がパンパンにはっている。
うんちが出ない。

など気になる事がたくさんあったので別の病院に行きました。
気になる事を聞いたところ、

クシャミは長時間水に漬かっていたため、風邪をひいている。
目の周りは風邪からくる結膜炎。
お腹が張っているのではなく、満足に食べていなかったため、上半身がガリガリに痩せているからお腹が目立っている。
食べていなかったのでうんちも出ない。

との事でした。病院かえてよかった。
この病院でちゃんと治療をしてもらい、仔猫はみるみる元気になりました。
この病院のカルテでは誕生日は「４月１日」になっていました。

春先生まれの白くて小さい女の子

春＆女の子で白くて小さい花を付ける春の七草の「なずな」を思い浮かべました。

あんなに冷たくなっていたのに、あっと言う間に元気になったところなんて、雑草（なずなはその辺に生えている雑草）の生命力の様だし、白くてちっちゃい花もこいつにぴったり！

と言う訳で「なずな」が家族になりました。