ニュージーランド南島の南端、自然に恵まれた土地
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動画でわかるように、牛が放牧され非常にのどか、30-35の家屋があり、人口も同じくらい
ということは、35人!
小さな集落の多いイタリア、好奇心から調べてみると、最小のものは29人…勝ちました^^;
言うまでもなく、猫はクラッシックな出入り自由飼い
…こういう土地での猫さんは、ネズミ退治という重要任務があるはず
Cat owners in Omaui, Southland face ban to protect biodiversity
https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=12114876
『猫禁止令』
この記事によれば、野良猫は殺処分、飼い猫は避妊去勢をしマイクロチップ挿入、そして登録
住民は、新しく猫を手に入れることは許されない…“猫絶滅”の方向です。
“実現”すれば、世界初の猫のいない土地となります。
理由は、どこかでも聞いたようなこと
自然を破壊する…野鳥やトカゲ、げっ歯類を捕食し、昆虫を“おもちゃ”にするから
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これは、この土地に生息するポッサム(フクロギツネ)
欧州からの移民が毛皮のために持ち込んだ動物、天敵のいないNZでは、大繁殖
樹木を荒らし、牛に病気をもたらすということで、害獣に認定
…画像と共に、Wikipedia英語版よりなんちゃって訳
↑の動画に出てくるのは、ポッサム退治の人たち
別記事には、自然を破壊する生き物として、ネズミと猫も挙げられています。
猫禁止令、住民は戸惑っています。
35人の住民の飼い猫程度ならば、避妊去勢をしての飼育は可能なのではないか、と思いますが…(゜-゜)
猫が1匹もいなくなれば、ネズミの繁殖には、どのように対処するのか?
歴史的に、猫はネズミ捕りをして、“ニュージーランド人の母国”のペストの蔓延を抑えてきています。
人間が持ち込んだ動物のために自然が破壊される…ここにもありました。
オーストラリアとニュージーランドは、以前より猫を“害獣”として捉えていると記憶しています。
特にオーストラリアは、1日に200万匹の生物を殺すという研究が上がっています。
Feral cat impact on native animal populations leads to construction of world's largest fence
http://www.abc.net.au/news/2018-05-17/feral-cat-proof-fence-to-be-built-in-australia/9766830
人の住まない中央オーストラリアには、『マラ』という野うさぎのようなワラビーのような
小さな希少有袋類が生息…400頭
↑にはかわいい稀有な画像もありますが、ノネコが鳥を咥える姿もあるので、要注意!
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ノネコから護るため、44kmに及ぶ世界最長のフェンスを建設
人里はなれた土地、彼らの生存は、野生動物の捕食によるものです。
すべてのノネコを捕獲して、フェンス外に出すとのこと
そして次には185km、70.000ヘクタールを保護
確かハワイにも建設したはず…
やる気、でしょうか?
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