通い慣れた病院から「大和ちゃん、ささちゃんの追加ワクチンの接種のお知らせ」をいただいて、2つ思った。
一年経ったか...
と、
ちゃん?!か?
割合から言うと、前者が2割、後者が8割。
そりゃね、病院だから「ちゃん」も付けるだろうけど、障子紙は破く(破れにくい障子も含む)、そこから出入りする(前々日記の動画とか)、エサにはめざとい、寝てるとーちゃんの顔をふむ、顔の上で箱座りをする...等々考えると、とーてい「ちゃん」ではない。
でも、病院の待合室にいると「あら、かわいい」と言ってもらえて、「へへへ、実はこの子ら猫をかぶってるんですぜ、旦那、むふふ」と岡っ引きの気分にもなっちゃう。
さて、その二人も晴れて一年が経ち、ワクチンの再接種となった。
動物は、喋らない分(ここでやってる会話はあくまでもフィクションなので、勘違いなされないように@あたりまえやんか!!)、勘が働くのか、心を読むのかm、空気が読めるのか...。移動用のゲージを組み立てていると、
Y「わ、わ、わ、なになになに!」
と興味を示す。
ささは、これがささたる所以の所だと思うのだが、
S「あわわわわ」
と、ベッドの下に隠れていく。二者二様なのが面白い。
今回は、そらの去勢をいつ行ったらよいか聞きたかったのと、「小僧」一人置いておくとなにをしでかすかワカラナイので、強制連行することにした。
エサには勝てないサガを持つそらは、カリカリをタッパに入れたモノを振るだけでゲージに入り、全くの無防備が大和。少しぐらい手こずらせて「ネタ」を振りまいてもよかろうに...。
さて残るはささだ。あんなにご飯にはめざといヤツが動かない。つか、動けない様子。だっこしてゲージに入れるとより硬直。ご飯請求で、あんなに鳴くのにゲージではホント別猫。その傾向は、ささとそらは同類。大和は普段鳴かないので、ゲージに入れて「へ~こういう声で鳴くのか」と思うぐらい、一生懸命鳴く。
不思議なモノで大和は、どこかに冷静さももっているのだと感じたのは、出発して信号で止まっているとき。窓から鳥が飛んでいるのが見えたときは、さすがに鳴きやんで鳥の行方を見ていた。他2名は、そんな余裕すらない。それこそ「カッチカチやぞ!」
http://www.tvlife.jp/blog3/
と言うぐらい。
病院に着いて、ハガキを受付で渡し(ああ、コピーしとけば良かった)、
受付「普段様子はいかがですか?食欲がないとか、元気ではないとか、トイレに困っているとか...。」
T「まっっっっったく、問題ないです。しいていえば、元気が良すぎるところですがッ(脳裏には障子からジャンプする光景が...)」
受付「ははは、大丈夫そうですね」
T「大和とささには、この予防接種と、フロントライン、そらにも。そらは去勢の日取りを決めたいので、その相談に。」
と、告げ待合い室で待っていた。
それにしても、ワンコの受診者が多い。両脇に一匹ずつ、肩から提げた鞄内に4匹の子犬の計6匹のワンコを抱えた方も来たりして、イリュージョンでもするのか?と突っ込みたくなった。
しきりに大和のニオイを嗅ぎたがるマルチーズもいたりして、沢山のストレスもかかるのだろう。
今日も始めて見る先生だったのだが、
T「やまささに、ワクチン、フロント、そらにもフロント、楚良は去勢の日程。受付で言い忘れたですが、ハナチャにもフロントをしたいので持ち帰りをお願いしたのです」
を、きっちり言って、先生も手慣れた様子で、
先「では、準備をしてきましょう」
と。
まずは大和から。
体重5.04kg
検温、耳の中、聴診器で聞いていただいて、フロント、で、ワクチン。
以前から大和の向かって右前足を付くことなく座っていたり、しきりに舐めたりかじったりしていたので、先日爆睡しているところで見てみた。肉球が、ぷよぷよした感じがあったので、聞いてみた。すると、
先「以前に怪我をした感じですね。もう治っているので、薬を出すほどの事でもないので、大丈夫ですね。まあ、様子を見てあげてください。」
と。そっかー、なにかしていたんだな。気がつかなかったよ。まあ何事もないと言うので一安心。
次ぎ、ささ。
体重5.14kg
検温、耳の中、聴診器で聞いていただいて、フロント、で、ワクチン。
ささは、これといって様子がおかし事もないので、すぐ終了。ただ、終始固まっていた。
最後、新人なのに、すでに大御所の風格のそら。
ゲージから抱き上げると、
SO「これ!なにをするっちよ!!」
と、一発威嚇。
診察台に上げて先生の前に行くと
SO「触らないっちよ!!」
と、威嚇。
どこか、そらの威嚇って威厳というか、重みというか、そのあたりがない気がする。先生も、
先「はいはい」
と受け流してるし(笑)
体重2.94kg
検温、耳の中、聴診器で聞いていただいて、
先「もう体重も3キロですから、いつ去勢しても良いですよ。」
と、言う。病院側の都合を聞けば連休明けはまだ埋まっていないとの事なので、5/13に予約を入れてきた。
そんな話をしていたら大和が一生懸命ささを舐めて、緊張をほぐそうとしている。
先「出来ればフロントラインの所は舐めないように...ん?注射の所かしら、あらカワイイ」
そうそう、大和ってこういうところがあるんだよね。肝が据わってる感じで、ちゃんと仲間の事をいたわってやがるゼ。「大和」っぽい。
そんなやり取りをしていて、そらのフロントを忘れちゃって...。もう一度、ゲージから出してみたものの、もう観念しているのか、威嚇もナシ。
待合室へ戻ると、ゲージ内からささが、睨み付けている。去勢の時もそうだったのだが、事が終わった後には厳つい形相で、睨まれる...。
支払いも済ませて、ハナチャのフロントもいただいて岐路へ。
もうすぐ家にたどり着こうとしたときに、ささお漏らししちゃったみたいで、ささ、毛が濡れちゃって(>_<)大和とそらの動きそうな道には、バスタオルを敷き詰め、ささは、吸水性の良いタオルで拭いてやり、ぬれタオルで、足回り、お腹周りを拭いて、許しを得た。
T「ごめんよ、ささ」
しばらく毛繕いにいそしんでいたので、放っておいて、ご飯。ささの不機嫌も、ご飯さえ食べられれば治まる。
去年のワクチンでもささがそうだったのだけれど、そらが急に懐くようになった。きょねんおささは、二回目のワクチンが終了後自分から膝に乗っかって、ゴロゴロを言い、触れ、撫でろ!と言う態度を取っていた。それが全くそらにも同じ現象が起こって、おどろいた。
そらは、それまで身体を触ろうと手を出すと、飛び跳ねるように逃げていたのを、手を出すとアゴを手首にすり寄せてきて、「ゴロゴロ」を言っている。
恐怖から、ご飯という安堵感をとーちゃんが与えたからなのか、たまたまそう心を打ち解ける時期なのか定かではないが...ささと同じ、路線をたどるという事は...
SO「ごはん!ごはん!」
の請求が、ささとのタッグを組むのか...。げ。
ま、とりあえずワクチンも済んだし、去勢も日取りも決まったし、安心安心(^_^)v
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