昔々アメリカで、鍵で閉じ込められた女性ばかりが働く工場が火事となり、逃げ出せずに死亡…
このような女性の奴隷的扱いから抜け出すことを願って、制定されています。
イタリアではミモザの花がシンボル…この周辺はすでに終わっていますが
ネコジのお姉さま方に、私からプレゼント♡

猫とミモザ、撮影は何度も紹介したTorre Argentina Cats Sanctuary、
路面電車が真横を通過、多くの路線のバス停やクシー乗り場もある、ローマ旧市街ど真ん中にあります。

古代ローマ時代の遺跡は地中に埋まっており、“穴を掘れば遺跡にあたる”状態
ここは共和制時代の独裁者カエサルの暗殺現場…
観光客は道路から眺めるのみ、“自由猫”は人間の入れない遺跡の中で生活、
道路から見下ろす地下部分に、シェルターがあります。
下右画像は、修復が必要とされる、2000年前の柱のかけら。
調査が進み、高級宝飾ブランドBVL○ARI出資により、遺跡内に通路を造って近寄ることができる予定。
この近くに所用があり通過時刻は正午近く、20度の気温に誘われ、たくさんの猫さんが見られました。
みんにゃ、立派な体格(@@)

下右の白猫さん、バリバリと工事の足場を爪とぎとして使っていましたが、片耳のない子、
去年もここで見ています。
何処も同じ、無責任飼い主による遺棄の被害にゃんたち
遺跡の“開発”によリ、懸念される自由猫の権利…しっかり守られています(^o^)v
今週は“文化週間”とのことで、古代遺跡が無料開放されるという情報を、Twitterでゲット\(^o^)/
通常コースでは見られないものもあり、“無料に弱い”おばさんは、利用してきました。
有名ながら、残骸しかなく足場の悪い場所を歩くという、気の重いハードワークの観光地(+_+)
ぜひ、というリクエストが4月にあるので、予習復習も兼ねて、久しぶりに入場。

世界最古の“ショッピングセンター”、トラヤヌス帝のマーケット
古代ローマ最大の領土を征服した同帝の戦績を刻んだ大理石製の柱、高さ38m
いつもは近づけません。
暗い地下通路(道路下)を通って、見慣れたフォロ・ロマーノへ…この通路も特別解放
かつてはここ一帯全部遺跡だったものを、戦前ムッソリーニが道路を敷設、分断されました。
さすが歴史を誇りにする土地、遺跡部分は残されて、かけらが見られます。

ちょっと違うアングルでのコロッセオと凱旋門、フォロ・ロマーノ、2000年前の遺跡
ローマ発祥の地、パラティーノの“丘”からの撮影(´Д`)ハァ…
途中、初代皇帝アウグスト邸に飾られていたモチーフや、
カモメの後ろにある、カエサルを荼毘に付した場を見たり…
この三角屋根の中の石が荼毘の場、裏にはカエサルに生花が供えられていました。
観光大国にもかかわらず、『お客様は神様』ではないイタリア…私のお客様の感想^^;
媚びへつらわなくても、世界中から訪問が絶えない…
ご先祖様の残してくれた遺産を、大事に守ってきたから
ちなみに上画像の凱旋門、ローマ最古のもので、歴代法王も保護してきています。
その遺産を生活の場とする猫を守り、時には観光資源を無料開放する…毎月第1日曜日も無料
昨日今日、急場しのぎでできた環境ではないと、実感した日でした。
環境を作る…非常に大事なことです。
実は昨日は大変でした。
アフリカからの風シロッコが強く吹き、私が利用する地下鉄地上線が故障、利用不可
最寄り駅よりギュウギュウ詰めのバスに乗り、中心部に向かうものの、今度はバスが故障
もう、笑うしかない(;_;)
仕方のないこと、これもローマの環境です。
諦めて近くのバス停まで移動、終点の駅直前に、検札が乗り込み…
タダ乗りは簡単ですが、不意打ちの検札の際に無券の場合は、有無を言わせず50ユーロの罰金
私は昨年9月に痛い目にあっているので、昨日は良い子(おばさん)
駅周辺と、キャットサンクチュアリー近くでの所用を済ませ、もうクタクタ
でも、頑張って歩いてきました…交通も不便です
今日、足腰はガタガタです(>_<)
最近のコメント