あなたを虹の橋へ送ってから7年が経ちました。
初めて出会ったのは母が結婚後初めて働き始めたばかりの6月初めの雨模様の土曜日だったね!
あの頃母は子育てや家事、そして慣れない仕事に追われ借りていたお家も取り壊しが決まり半年以内に次に住むお家を探さなくてはいけなかったんだ。
当時お家には母が10代の頃から一緒に暮らしていたセキセイインコの子孫もたくさんいたんだよ。
だからミュウちゃんあなたとは一緒に暮らせないと思ってあなたのこと気が付いていたのに1度通り過ぎてしまったの・・・。
でも、もしかしたら大事にしてくれる人が現れるかも知れないと思いすぐに引き返したんだよ。
初めて抱き上げた時あなたはずぶ濡れでまるでぼろ雑巾みたいに薄汚れて目やにも酷く瞼もくっ付いて開かなかったね。
母の第一印象は「なんて不細工な子なんだろう」だったよ。
全身ところどころ禿げてかさぶただらけでほんとに汚らしくてほとんど動かなかったからもう助からないかも?と思ったよ!
その後一生懸命お世話をして奇跡的に回復。幸せを願いよそのお家に託したけれど1ヶ月で戻って来たね!
最初に出会った時にはまさかこんなに美しい子に成長して18年間も一緒に暮らすことになるとは思いもしなかったよ!
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気が付くといつの間にか足元に居たり、そっと寄り添ってお昼寝したりと空気の様ないつもそこに居るのが当たり前のかけがえのない存在になっていたね。
あの日あなたと出会っていなかったらきっと今のココ母家のにゃん達にも出会っていなかったことでしょう。
不思議なご縁で繋がったにゃん達との幸せな日々の中、折に触れ思い出すのはあなたと昔のにゃん達のことです。
虹の橋の上では昔お別れした子達も一緒に母と妹にゃん達の生活を覗いているのかしら?
妹にゃん達と母のことをいつまでも見守っていて下さいね。母もこの命有る限りあなたたちのことを覚えているよ!
母より
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なんだか自分の書いた文章読み返してたら涙が出て来ちゃいました・・・
気持ちを切り替え少し話しが変わりますが
骨壺カバーが薄汚れて来て代わりをずっと探していましたが気に入ったのが無かったので家に有った布で作ってみました。この位の物ならミシンはかえって面倒なのでチクチク手縫いで頑張ってみました。
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古いカバーとミュウの写真
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新しい骨壺袋とミュウの写真を棚にセットしたところ
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毎年この時期が来るとミュウや昔お別れした子達への母の思いを形に残したくて
何度か日記に下書きはしていたのですが結局公開できずにいました。
今年はいろいろな意味でココの母にとって節目の年のようですので
思い切って公開してみました。ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました。
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