こんな日記がありました(^^)
キリスト教総本山・ヴァチカンのあるイタリア(旧教・カトリック国)からです。
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今日は朝からBuon Nataleの挨拶が飛び交いました(^^♪
チキンでのディナーはお済みですか?
たった今、ラジオでも紹介されました^^;
サンタクロースを何歳まで信じさせるか、なーんてぶっ飛ぶ日本の社会現象も、ここで知りました。
言うまでもなく、イエスの誕生を祝う日です。
『12月23日から1月2日までイタリア滞在、観光をして24日か25日に、素敵な食事をしたい…』
今月15日に来た依頼です。
(;´д`)トホホ…
クリスマスは、日本人にとってのお正月とおんなじ
親戚が集まり、家庭で過ごす祝日であり25、26日は連休、24日午後から26日午後まではまったりモード
この日は、ショップもレストランもほとんど閉まるので、
クリスマスを欧州(特にカトリック国)で過ごすなんて、とんでもない!
1年でいちばん大事な祝日ですもの…『お客様は神様』の日本とは異なります^^;
↑画像ツリーの横下、青くライトアップされた部分が見えますね?!
13世紀に端を発するイタリアのクリスマスの伝統的飾り付け、presepe=降誕場面があります。
クリスマスツリーは新参者…ヴァチカンでは約30年前より…
考えてみれば針葉樹は寒い地のもの、温暖なローマでは育ちにくいでしょう…
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近所の教会で朝撮影のpresepeと、入り口に貼られていた深夜のミサのお知らせ…24日22:30より
presepeの画像、祈る聖母の前の“かご”の部分(丸印)は空
零時に生を受けたイエスなので、このミサのあとに新生児姿で置かれます。
この飾りの面白さは、時代や舞台が、自由に編集できること…イエス誕生は、2000年前のベツレヘム
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ローマ下街の歴史ある教会(無かった)前であったり、コロッセオ(無かった)の麓であったり
南米特有の山高帽をかぶった、聖母の夫・ヨセフがいたり=南米ヴァージョン
登場人物は常に聖家族(青丸内、ブルーのドレスが聖母)と羊飼い、東方三博士
それに様々な時代の市井の人々も参加…ピッツア職人が参加したり、好き勝手に作れます。
今年のヴァチカンのpresepeの準備を紹介する公式動画、
ツリーとともに、毎年各地から寄贈されるもので、今年はオーストリアに近いトレンティーノの飾り
100年前の農民の生活ぶりが等身大の人形で表現され、とうもろこしの粉を練る“ポレンタ”づくりも
説明するおじさんの、北のアクセントが凄いです^^;
24日は前夜祭ということで、家族揃って食事を済ませ、深夜のミサを待つ
現在カトリック社会では魚を食べる事が多いですが、元を正せば『お肉を食べない日』
ごちそうであるお肉は食べず、“精進料理”でイエスの誕生を待つ
ある芸能人が、「幼少時は冷蔵庫内の片付けの日であった」、と説明していたように、粗食であったイヴ
それが今では、高級品である鮮魚。
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簡単に用意できるよう、ローマの伝統的1品である野菜や、干し鱈のテンプラも冷凍食品で存在
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明けて25日、家族揃ってのクリスマスランチの代表はラザーニャ…ほぼ100%の家庭
これは事前に用意ができ、多少人数が増えても問題ないから
…明日ホワイトソースを作って焼く予定
子羊の肉が代表的ですが、近年遠ざかる人が増加…私もその一人
この際にもBuon Natale、Auguri(おめでとう)と声を掛け合います。
これは1月6日の公現祭(東方三博士が駆けつけた日)まで続き、クリスマスシーズン終了
ということで、Buon Natale=メリークリスマスの挨拶は、イヴからクリスマス明けまで使える挨拶
良いお年を、と、明けましておめでとう、のミックス的役割かな?
ただし、人種のルツボで宗教離れの大きいアメリカでは、若干違ってくるのではないかと…
何れにせよ、24、25両日に使える挨拶です(^^)
お客様から送っていただいた、激カワわんにゃんのクリスマス動画を、僅かな知り合いに転送してご挨拶
ここでいろいろ教えていただいた、私の娘のように若い元ユーザーにも…
お返事によれば、重篤な状態で入院、でも復活して療養治療中
新入り保護猫さんに癒やされている様子ε-(´∀`*)ホッ
兄のような付き合いをしてきた大好きな叔父、ここ2年半ほどの間に肺がんの手術を2回
腎臓の透析が2日に1回となったと叔父より聞き、先送りになっていたメッセを久しぶりに送った
7年ほどご無沙汰の、一番年齢差の小さい6ヶ月違いの従弟
クリスマスホリデーを利用し、インドにでかけると聞いていた、
登校拒否から見事脱出、海外出張も頻繁にこなし、バリバリ働く一番年齢差の大きい20歳年下の従妹。
実は仕事に追われ、崩壊気味で医者に駆けつけたところ、軽度の鬱との診断
私と会ったときには多少の愚痴はあったものの、そんなに深刻であったとは…
真面目すぎるんだろうな…
健康が一番大事…
家族の祝日であり、『命』について考えさせられるクリスマスに、つくづく感じたことです。
Buon Natale♥
偶然目に入った『戦場のメリークリスマス』
下手くそな“役者”ばかり(笑)だけど、美しいテーマミュージックと、美しいボウイ様
戦場という異常な環境での、異文化の衝突
キリスト教文化について理解できる今、ゆっくり見直してみたい映画です。
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