母と叔父は15歳、私と叔父とは13歳違いの、兄のように若い叔父
母亡き後も、良好な関係を続けています。
【故事ことわざ辞典】より
一つずつ爪の先で拾い集めるようにためたものを、箕でふるって全部こぼしてしまうの意味から。
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少しずつ長い時間をかけて苦労してためたものを、あっけなく使い果たしてしまうことのたとえ。また、収入は少ないのに支出が非常に多いことのたとえ。
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Wikipediaでお借りした画像『箕』
私の感覚では、もっと“目”の大きな、ザルのようなものでしたが…
ちまちまとため込んだものを、ザバーっと手放すことと、解釈していました。
ちなみに伊語では『mani bucati』、穴の開いた(両)手
母方の祖父は代々続いた旧家の次男、昭和の初頭に父親が事業に失敗、借金を残して40代で早逝したため
当時の植民地・台湾に教員として渡り…おそらく支払いが良かった(笑)…
給与から借金返済の送金をし、戦後帰国して生まれた叔父を含む、5人の子供を育てました。
愛情溢れた理想的な父親であったらしく、母たち姉妹は祖父を敬愛、苦労した祖父から金銭感覚も学び、
長女である母は、私たち娘にも「無駄遣いをしないように」と口うるさかった→おかげで貧乏性^^;
末子で長男である叔父とは、同じ両親のもとで育ったとは思えない経済感覚の違い
それを批判する際に、よく口にしていました。
日本のペット環境をネットで見ていると、この言葉が思い出されます。
ヴォラさんたちがコツコツ自分の時間、お金を使って野良猫を増やさない努力をする一方
ショップで安易に購入、遺棄、
また避妊去勢がされず、増えた子をネットの里親募集で簡単に見つけようとする無責任飼い主
“大元の蛇口”は開きっぱなし…
最近は、保護関係者から、TNR無用論も目にしています。
ならば次から次への殺処分…
今朝見た記事
売れ残った犬・猫の譲渡を事業に 「家族をみつけてあげたい」
https://sippo.asahi.com/article/12449777
元ブリーダー、ショップ経営者が、転身
“売り物”にならない子の譲渡に乗り出した…
(´-`).。oO
美談ではなく、“売り物にならない子”や“売れ残り”が出ない社会を作ること、
こちらが大事なのではないかと思っています。
こういう傾向がないよりはマシ…なんでしょうか?!
ちょっとがっかりな、私の好きなsippoの●田記者の記事でした。
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