このわんこ、犬種はわかりますか?

CC BY 3.0, Autor: Andrea Hoffmann
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=258225
10年以上前に、スーパーマーケットの前で実物と遭遇、知っている犬種のようでも、なんか変^^;
短毛大型犬、ちっちゃい頭に、黒くつややかでしなやかな筋肉質のボディ…………
アッ?!
私を見て長い尻尾を振るので、若い男性飼い主とおしゃべり(^^)(^^)
「ドーベルマン?」の私の問いに、「いい子だよ」
知っていますよ、だって私に親近感を見せてくれたもん\(^o^)/
ドーベルマン=cane cattivo凶暴な犬、と決めつける無知な世間一般のイタリア人
ピットブルと同じく、利用価値を考えて人間が作り上げた“イメージ”、
そのための断耳や断尾でもあります。
肉体的には非常に優れた品種、凶器になるか否かは人間次第です。
日本より動物愛護の意識がずーっと高く、権利が法律で守られているイタリア社会
今春のロックダウンの最中も、地域猫の餌やり・TNRは、愛護団体の交渉のもと、
Ministero della Salute(厚生省)より速攻で、OKサインが出ました。
猫の繁殖は、コロナだからと言って待ってはくれません。
TNR→地域猫は、イタリア国策です。
今ある生命を大事にする、必要以上には増やさない…大局的な見地で、大事なことです
2010年よりEU内では、ペット(愛玩用)の断耳、断尾は禁止
声帯除去、爪とりと並んで虐待にあたり、処罰の対象となっています。
最近良く見る日本の爪とり事情に、開いた口がふさがりません(゜o゜;
若干ボケていますが、ルネサンス芸術を代表する『ヴィーナスの誕生』byボッティチェリ

500年経ってもお美しい人間的なヴィーナス様、私の西洋史の教科書にも載っていました(^^)
ルネサンスは『人間復興』『芸術復興』と訳され、キリスト教支配以前の芸術を称賛する動き
→人間のありのままの肉体を賛美した、古代ギリシャ・ローマ芸術に戻ろう
ルネサンス以前は、神々しい聖人の描かれた、重苦しい宗教画中心でした。
ルネサンス芸術に大きな影響を与えた、ギリシャ彫刻ラオコーン像(紀元2世紀作)
皇帝ネロ邸跡でその頃発掘、現場にはラファエッロも立ち会っています。

当時を代表する、天才ミケランジェロの代表作ダヴィデ(レプリカ)、晩年作のモーゼ

冷たい大理石にもかかわらず、血が通った生々しい人間の肉体が、見事に表現されています。
天才の作品ですが、素人の私には、1500年前のラオコーンも、大差ない^^;
それほど古代ギリシャの芸術の完成度は高かった…このため、古代ローマ皇帝がコレクション
それをかき集めたのが、ルネサンス期の貴族出身のローマ法王、
歴代法王のコレクションを集めたヴァチカン美術館は、ギリシャ彫刻の宝庫です。
あるものはある、ついているものはついている、と当然のごとく表現=オールヌード
人間復興・ルネサンス期芸術ですが、未来永劫、不変のものを表現したまでのこと…
初夏に色鮮やかな花をつける、うちわサボテン
南イタリアの晩夏の果物、実の色も花の色次第、かな?
タネがゴロゴロしますが、あっさり爽やかな甘さが、私は好き

が、実にも当然ついているトゲ、皮むきをした後は毎年数日に渡って手がチクチク(>_<)
今年はYouTuberの動画でチェック
シンクで十分に水をかけ細かいトゲを落とし、ナイフとフォークでお皿の上で皮むき?!
初挑戦、一個剥くごとにお皿やナイフを水洗い
見た目はアレで捨てる部分が多いですが、今でも続く伝統的な方法
トゲなしサボテンなんて、ありえない(≧▽≦)
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