インスリンが効かなくなってからの復活（その①）

2020年9月6日(日) 364 / 0

すっかりご無沙汰しています、ゲシコビでございます。
相変わらず主人が在宅勤務（オンライン）のため、PC占有状態が続いていて、なかなか皆様へのコメント参加が出来ない状態で申し訳ありません。

ポテコのインスリンが効かなくなっての大騒動はかなり落ち着いてきました。
まず、ポテコに何が起こったのか、そこからですね。
今回、長くなりますので、①・②・③と続きます。
糖尿病の子のことですので、興味のない方は遠慮なくスキップしてくださいませ。

うちのポテコは糖尿病です。足掛け４年目になります。

５月の半ばあたりから食欲は相変わらず旺盛であるものの、体重が徐々に減り始めました。
ポテコは糖尿病ですので月に一度の定期健診で血糖値や肝臓（ALT、TBIL）の値を測定してもらいますが、その段階で血糖値が高めであることや、体重の減少もあり『インスリン量が足りていないのであろう』と思われ、インスリンを増加させました。
5月末になっても体重は更に減って行き血糖値も高いままで、かかりつけ獣医さんとも相談し、専門医の先生の所に行くことにしました。

専門医の先生に受診し、四年間使っていたインスリンに耐性ができてしまい、効かなくなっていたことがわかりました。
そこで、今まで使っていた『プロジング』から『ランタス』に変更し、血糖調整を開始します。
血糖調整は、最小単位である1単位を注射し、血糖値の変化を見て高いようなら次の注射の時に1単位増やすという方法で行います。
そして血糖値の計測は体に貼り付けるパッチ、人間用のリブレセンサーというものを使いセンサーからの血糖値情報をリーダー端末で読み取らせるのですが、これを二時間おき、24時間（一日に12回）行います。
そして12時間おきに血糖値の履歴情報（2時間おきなので6回分）をメールで専門医の先生に報告し、次に打つインスリンの単位数を指示していただくという作業です。

ポテコの場合は体重から7単位が最大値と予測されましたが、6月6日には5単位で大丈夫ではないか、というところまで漕ぎつけ、センサーも外せるかと思われました。
リブレセンサーはお医者さんで着脱してもらわなくてはいけないため、センサーは専門医の先生ではなく、かかりつけ医の先生のところで外してもらおうと思い、かかりつけ医の先生の所にポテコを連れて行きました。
可能なら、主治医の先生のいる2日後に通院したかったのですが、一日も早く（センサーを齧って剥がさないために着せている）術後服を脱がせてあげたかったのです。

センサーを外していただくついでに、血糖値その他の検査をしていただいたところ、
肝臓の値　TBIL　⇒　1.3(標準値0.0～0.9)　　　ALT　⇒　431（標準値12～130）　
となっていて、糖尿病以外の病気の可能性が出てきました。

この段階で、食欲がやや落ち始め、ドライ（ｗ/ｄ）を食べることを嫌がりました。
けれどもアニモンダのウェットフードなら完食するため、必要なカロリーを全てウェットフードにして食べてもらうことにしました。

血糖値は全く問題がない。肝臓にのみ、問題がある。
この肝臓の値に対して専門医の先生は『ステロイドが出されると思いますから指示に従ってください』とアドバイスがありましたので、かかりつけ医にお伝えしましたが処方されたのは消炎剤でした。
　
かかりつけ医にはその日、ポテコの主治医の先生はお休みで不在でした。
そこで、他の先生に診て頂いてのことでした。
内心『ここ（かかりつけ医）で判断に困るような状態だから専門医受診を勧められたわけだしなぁ』と思い『大丈夫なのか？』と内心思いました。
けれども専門医の方が1時間以上遠方であり、また運悪くその日は日曜で専門医は休診日です。
かかりつけ医は年中無休ということもあり、予めポテコの主治医が不在である事はホームページで公開されている獣医師出勤表で判ってはいましたが、連れて行かざるを得なかったのでした。

『なぜ、ステロイドではないのですか？』と伺うと『ステロイドを投与すると血糖値に影響が出てしまうのです』との回答。そして、超音波で診たり等診断し『直接的な原因は不明ですので、色々な可能性を一つずつ潰して行きましょう』と仰る。

それは正論ですが、それでは原因がわかるまで治療は行えないことになる。
これが決定打でした。
『専門医の先生の所に行きます』とお伝えすると『〇〇先生は糖尿病以外も診ることができるのですか？』と言われ、これは専門医の先生にところに行った方が良いと判断しました。

（その②へ続きます）

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インスリンが効かなくなってからの復活（その①）
2020年9月6日(日) 2020-09-06T14:10:12+09:00 364 / 0

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