北海道のクゥちゃんの独り言が、脳内で無限再生されています。
オヤジギャグは苦手なはずなのに…猫さんのトリックかな(笑)
10月27日は『黒猫の日』
日本を始めとするアジア諸国では、“幸運をもたらす”として愛されています。
風水では、黒猫のベッドを北に置けば悪を遠ざけるそうです。
しかし西洋では人気薄の黒猫、シェルター収容の黒猫の里親希望者も、非常に少ないとのこと
ハロウィンを前に、黒猫の魅力をアピールしようと言う意図で、イギリスで始まった『黒猫の日』
今日はSNS上に、黒猫があふれる日
みなさんもぜひ…日本ではこんなに愛されているんだよってこと、世界に知らせる事ができます\(^o^)/
野生の猫を飼いならしたのは、6000年前の古代エジプト人だと言われています。
猫の姿をした天空の女神バステトは、神として崇められました。
アレキサンダー大王、クレオパトラ時代のブロンズ像
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右は16世紀のイラスト、魔女がお供となる生き物に給餌…手前が猫
エジプトからギリシャを経てローマに渡り、貴族の墓に一緒に葬られることもあるほど愛されました。
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ローマの領土拡大(白い部分)とともに猫の生息域も拡大、欧州各地に野良猫が溢れていたそうです。
中世は魔女狩りの時代…キリスト教絶対権力、魔女は神(教会)を恐れぬ悪者
我道を行く人(変わり者)は“村八分”…特に高齢女性は魔女と認定されやすく、…私、ヤバそ^^;
今と変わらず、野良猫の世話をすることも多かったのでしょう?!
たくさんある魔女伝説の一つ…
ある夜2人の男性が猫に石を投げつけたところ、当たったものの近くの家に逃げ込みました。
翌日その家に住む老婆の顔には、猫が石を受けたところと同じ場所に青あざがあったと…
夜には黒猫に変身、昼間は魔女に戻るという魔女伝説が生まれました。
13世紀の法王グレゴリウス9世、有能な法学者であり、異端審問の制度を整備した事でも知られます。
異端とは教会の教えに反すること…例えば教会の天動説に逆らい、地動説を支持した17世紀のガリレイ
この法王が魔女=黒猫とし、罪もない女性、黒猫の大虐殺が行なわれました。
15世紀末のインノケンティウス8世も同じこと
そしてカルマの法則…因果応報
猫がいなくなった欧州にはネズミが大発生、ペストの流行により多くの人が命を落とした、の言い伝え
未だに欧州では、ネズミ退治の大きな役割を果たしています。
イギリスでは、黒猫は花嫁に幸運をもたらすといわれるにも関わらず
こんな歴史もあり、黒猫は西洋社会では敬遠されがち…イタリアでは黒猫が道を横切ると縁起が悪い
17世紀初頭、アメリカにも欧州からこの習慣を持ち込みました。
我が家の外にも中にもいた黒猫さんたち
お隣のおばさんの子が、事故をきっかけに我が家に完全引っ越し
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玄関前で爆睡、左足は複雑骨折、伸びている右足はぐちゃぐちゃに潰れ、
肉球が引っくり返っていますが、お庭猫として、寿命を全うしています。
家の中ですやすや、ゴミ捨て場で拾った子、一般的イタリア人ならば絶対拾わないでしょう(笑)
もしかしたら、黒猫だから遺棄されたのかも…簡単に素手で捕獲できました。
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災いどことか、安らぎを与えてくれた、愛おしい存在です(^^)
アイアイ(右)に似ていると言われた、ぶちゃいく満開幼少期、干からびた垂れ流しのうんP付、
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でもなかなかのイケにゃんに成長(^O^)
アイアイを、世界で最もugly=ブサイクな生き物として、紹介するニュース動画
童謡のような、かわいいお猿さんではありません。
黒猫殺戮を進めたのはローマ法王、ゲイも異端ということで西洋社会から弾圧されてきました。
つい先日現法王は、LGBT容認の発言!(・o・)
ローマ法王のお膝元イタリアは、LGBTに関して欧州一遅れた立場です。
時代は変わります。
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