小さくてピンク色のおでき。
ネットで調べたら、どうやら皮膚型肥満細胞腫のように思える。
シャムにできやすい腫瘍らしい。
見た目だけでは良性か悪性かは解らないらしい。
手術になるだろうとか、また全身麻酔なのかとか、
チカコが心配で眠れなかった。
そして今日、
仕事から帰って、玄関まで出迎えに出てきたチカコを、ムンズと捕まえてキャリーバッグに押し込んで、
チカコの悲鳴に呆然としているしろいちを、もう一つのキャリーバッグに放り込んで
クリニックに行きました。
悲壮感でいっぱいの私は、絶対に病理検査をお願いしようと決めていたけど、
おできを摘んで大きさや硬さを触診して、先生が出された診断は、
「位置的に、ワクチンや抗生剤の注射をする場所だから、ワクチン接種でできた肉芽腫が小さくなったものだろう」
「こことここに、2つある」
との事で、今は様子見で良いと。
もしも数週間のうちに大きくなったりしたら、その時に何らかの処置をする事になりました。
ひとまずほっとしましたが、
先延ばしにしただけかもしれないし不安は消えない。
夏には10歳になるチカコ。
歳を重ねるにつれて、これからも色々と心配な事があるかもね。
今日のいちは、付き添いなしのひとりぽっちの補液でした。
いち、ごめんね。
今日は雨。
洗濯物干しの屋根の下に、雨宿りのノスタルジーです。

薄闇に灯る灯りのような美しさです。

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