今日の出来事

2021年9月19日(日)

小さな子

430 / 0

今日と明日は私が仔猫の餌付けをする事になっていた。

今朝、プランターと鉢植えが並べてある民家の庭先で、仔猫が２匹遊んでいた。
お母さんがいなくなっても元気そうで安心した。
いつもの駐車場に置いた捕獲機の中にご飯を置いて帰った。

昼に行くと、プランターに水をやっている女性がいたので、声をかけてこの場所に捕獲器を置かせて貰えないか頼んでみた。

里親も決まっていてあとは捕まえるだけなんですと説明したら、
猫の糞に悩んでいたから、連れて行ってくれるなら置いてもいいと快諾を得た。

ただし、あまり長期間はお願いできそうになく、自分の携帯番号と、平日は職場の直通番号を伝えて、その場で捕獲器の１つの仕掛けをセットして帰った。

家に帰ってすぐに電話があり、猫がかかっていると。
飛んで戻ってみたら1頭だけ入っていた。

その足で獣医さんに診てもらおうと思ったのだけど、捕獲器に入った野良猫は診ないと言われてしまった。
捕れたてホヤホヤだから、洗濯ネットに入れるのも難しい野良仔猫。

いったんケージに入れて、慣れてからクリニックに連れて行くようにと。

明日は里親さんの元に行く手はずが決まった仔猫。

ノミが付いたままで里親さんのお家に行くことになってしまった。

待ち時間１時間。。受け付けで教えて欲しかった。

普段のかかりつけの先生なら、きっと診てもらえたのに、今日は休診だから仕方がない。

クリニックを出て、仔猫入の捕獲器を後ろに積んだまま、もう１頭の仔猫の様子を見に行った。

小さな小さな黒い仔猫が一人ぼっちで座っていて、早く保護しなければと焦ってもう一つの捕獲器のご飯を新しい物に変えておいた。

しばらく様子を見ていたけど姿を消してしまったので、いったん家に帰ることに。
考えてみればお昼から出っ放しだった。

21時前に電話があり、仔猫がかかっているみたいと。
急いで行ってみたら、足にチェーンが巻きついて宙づり状態。
花鋏を貸してもらって、細いチェーンを切ったけど、まだ絡まっているらしく痛くて暴れている仔猫。

そこから一番近い普段の掛かり付けに行き、先生助けて!と無理を言って開けてもらい、チェーンを外してもらうことができた

けど、その際の保定がきつかったらしく、気がついた時には息が止まっていて
そのまま逝ってしまった。

保定していた奥様も先生もショックで、呆然としておられ、何度も謝られたけど、
もとはといえは、私が見張りをサボって家に帰ったことが原因なのです。

小さな小さな女の子でした。

車の下にうずくまってこちらを見ていた小さな姿を忘れることは無いと思う。

明日、ペットの葬儀社に連れていきます。
お骨を連れて帰ります。
それまでに、名前を決めておかなくちゃなりません。

無知と怠慢は敵です。

いくら後悔しても取り戻せないものがあります。

54 ぺったん