乗り遅れ
外国出発に際して必要なPCR検査…検査種類、検体採取時刻、証明書、やたらなところではできません。
空港の検査センター、HPでの謳い文句は最短2時間→夜間出発便にすれば、当日検査が可能じゃん☆彡
メールを送り相談、十分余裕ありの予約、そして当日1時間早く到着、受け付けフォームを記入中、
私に近づき覗き込んで来た中年男性に声をかけられ、衝撃の通告
陰性証明書は、今夜中には間に合わない…_| ̄|○ il||li
一瞬頭の中が真っ白、何をすべきか順序立てて整理、空港内を行ったり来たり→責任者と相談
まだ開いていた日本の航空会社に再三出向き、コードシェア便を予約、検査予約も完了
急遽ネット予約したホテルに向かったのは、空港着5時間後の、20時過ぎでした。
お客様は神様
正確には『お客様のような方』、私のことです。(笑)
マッチを擦るようにシュッと火がつき、感情的で攻撃的な私ですが
声を荒げたのは、前日の予約確認メールに何もお知らせがなかったことについてだけ
センター確認のために空港で開けたHPでは、2日前より混乱が発生、8-10時間所要との案内!!
でもメールには何もないので、てっきり解決済みだと思っていました(-.-)
弁解の余地なし、全部補償とのことなので、すぐさま状況を受け入れ解決に向けて行動開始
その際に、私に応対した二人の中年男性からの言葉です…
中には1週間後のフライトしか無い乗客もあり、大半は激怒、食べられそうな勢いだとのこと^^;
航空機絡みのイレギュラーな事態は度々経験済み、思い通りにことが運ばないことは当然のイタリア
鍛えられている私は切り替えが早い、時間の余裕もある
ダメなものはダメと割り切り、補償を目一杯利用する発想に専念(笑)
教訓とコミュニケーション
航空会社のミスで搭乗できなかった場合、代替えフライト、ホテル等の用意は航空会社任せ
今回は自分で処理して、後に精算という形です。
このアクシデントに、私が若干パニくったのは、全てがオンライン処理であること
かつては外国航空会社も、空港カウンターで当日チケット購入が可能であったものが
ウェブ購入が一般的になった現在、HP経由での処理のみ→HPがダウンしていれば、為すすべがない
おまけに私のカードはプリペイド、残高が僅か、新規の購入ができない…
不幸中の幸いは日本でのこと、現金の用意もできるし、
コードシェア便のある日本の航空会社カウンターで、ギリギリで購入できましたε-(´∀`*)ホッ
スマホは単なる電話、と思ってきた私ですが、スマホのスキルを充実しようと決心!
言うまでもなく、『お金は大事』…お金で解決できるトラブルは、少なくないです。
「野菜を」の疲労困憊の私のリクエストで、ホテルに紹介してもらったお店…創作フレンチ
https://www.hotpepper.jp/strJ000769592/
そのお店に向かおうとすると、爽やかなホテルマンが、スーツ姿のまま外に走り出て道案内…
私のトラブルに対する前向き(≒楽観的)な姿勢に感動した、とのこと(笑)
入国審査に時間がかかり、プリプリしてあたり散らす宿泊客を、山程見ているそうです。
小洒落た小さなお店、オープンカウンターに座り、まずは飲み物…1時間飲み放題のワイン(笑)
お通し、空腹だったせいもあるでしょうが、右の『菜の花のアリオリオ』を口に入れて、感嘆☆
左は甘鯛のなんちゃら(笑)、本格的なイタリアンですがお箸で頂きます(^^)
自家製ハムと肉厚ほうれん草の、超大盛りのシーザーサラダ…イタリアンではない、でも美味しい(^q^)
貝のワイン蒸し…スープはブルスケッタに浸して食べたいほどの味だけど、お腹いっぱい
シュワシュワワイン3杯飲んで、請求は3500円以下にビックリ
サッカー好きのシェフはイタリアンが得意、勉強熱心、ということで会話がはずみ、
翌日約束通り、PCR検査終了後に訪問の私に、私好みのメニューに無いものを用意してくれました。
アンティパスト・ミスト…色々ちょこちょこ、ワインが進む(≧▽≦)
『軽く』のリクエストに、“売り”の地場野菜での温野菜のペスト・ジェノヴェーゼ、ブラータチーズ添え
いんげんもじゃがいもも入っていて、しっかり『ジェノヴェーゼ』、
酔っぱらいの私がペストの味を認識すると、シェフは満面の笑顔☆彡
ワイン好きの彼と、研修中のイケメンカメリエーレ(ウェイター)にワインをオファー
撮影し忘れたお通し、れんこんのアラビアータもレンズ豆のスープも美味しい(^q^)
ちゃんと領収書をいただき(笑)、楽しい時間を過ごしました(^^♪
もし機会があればぜひ…イタリアのおばさんから聞いたと言えば、特別待遇があるかもしれません(^_-)-☆
翌朝陰性証明書を受け取り、経費の精算へ
2日前に私と最初に接した男性…応援の別会社の人…がいて雑談、何故か名刺をいただきました(笑)
『誠実に対応していただきました』
今回のトラブル、平身低頭の所長を始めとする職員さんたちにかけた、私の言葉
特に最初に説明くださった、部外者のこの男性…彼のお陰で冷静さを保つことができました。
温かい人達との出会いで、悪くない予定外の2日間でした(^^)
ムーミンの国の上空
凍った湖と森が多く、雪が多いなあ…
コロナ対策の、寂しい機内食(フレンチワイン付き)のナイフとフォークにびっくり…割り箸みたい?!
昔々、近所のお菓子屋さんにあった、紙袋に入ったアイスのスプーンを思い出しました。
わずか1時間の乗り継ぎ時間…
荷物の積替えに一抹の不安はあるものの、「北の人たちだから大丈夫!」と自分で説得^^;
空港で1000円投資してラッピングした、急遽預けることにしたUMBROリュックサック
黄色いチェーンロックだけでは不安、中抜きされる可能性(窃盗)は否定できません。
無事にまるっとターンテーブルに出てきて、やはり北の人の仕事ぶりは違う、が実感でした(^^)
最近のコメント