猫のレストラン リストガット
リストristorante + ガットgatto → イタリアの地域猫の餌箱
アニマルプラネットで紹介され、昨年日本の方のTwitterで知ったものです^^;、
RISTOGATTOさんのFacebookを見ると、
Ci hanno visto e dal Giappone sono venuti ad intervistarci 日本から取材に来てくれた、とあります
You Tubeにも投稿されていて、音声は日本語!
設計はこの動画のアレッサンドラさん、architetto建築家であり、フィレンツェ公認の餌やりさん
TNRが国策であるイタリア、餌やり=お世話係は、地方自治体への登録制
リストガットは、衛生面と外見を重視、規制の多い歴史的地区にもふさわしいものとなっています。
動画にあるように、フィレンツェ市役所との協働で制作
資金はわんこの💩未始末等、人間の払った罰金…
ローマにも💩はたくさん落ちているので、バシバシ取り締まれば、財政的には豊かになるのに(笑)
餌やり禁止
イタリアは自由猫制度、TNRの後保健所に登録したお世話係がいて、餌やりはOKのはず…
長靴の踵近くのレッチェから、餌やり禁止、25−250ユーロの罰金までかける条例発令にビックリ!
https://bari.repubblica.it/cronaca/2022/02/17/news/lecce_multa_per_chi_da_da_mangiare_ai_gatti-338161267/?ref=drla-2
ザクッと意訳すると…
お墓に住む250頭の自由猫(登録済み=避妊去勢済、マイクロチップ挿入)、
登録ヴォラさんがお世話をしています。
が、それ以外の人達が、残飯…玉ねぎを使ったトマトソースやチーズ、塩分たっぷり…を与えたり、
後片付けをしなかったリ…
早い話、無責任餌やりに対する取締り、猫の健康管理の意味が大きいです。
昨年1年間で、このコロニーだけで60匹以上増加…もちろん遺棄によるもの٩(′д‵)۶
猫島は猫だけの島ではなく、人がいる島
愛媛県の青島…おそらく11ある猫島の中、日本で一番有名なものでしょう?!
島には自動車はもちろん、自動二輪車、自転車まで一台もない。宿泊施設、食堂、商店、自動販売機も無い。診療所は2020年3月に廃止された。電気は海底ケーブルにより供給されており、水道用水は定期運航の旅客船により運搬されている
東京ディズニ―シ―とほぼ同じ面積0.49 km²、平地が少なく、わずかな平地に集落が密集
猫は元々は飼い猫、住民の離島により野良猫化
いきなり有名になり、2013年頃から観光客が押しかけ餌やり、急増した猫は200頭以上、人口は15人
連絡船乗り場には、『青島に連れて行ってください』の張り紙付きの、猫入りキャリーも置かれました。
猫島は、狭い家に閉じ込められての多頭飼育と同じです。
逃げ場がなく、近親交配が進み、健康上問題がある子が生まれ、感染症が蔓延しやすい
1日だけ垣間見る、猫の楽園ではありません。
2018年、お世話係の島民女性と、島外の『青島猫を支援する会』の積極的運動の結果、
大洲市の公認の下、どうぶつ基金の協働で一斉TNRの後、地域猫となっています。
思いったってから、約4年を要しています。
青島猫を支援する会-青島・島民15人猫100匹以上の島-
https://www.facebook.com/ehime.aoshima/
「猫の楽園」青島のリアル 過去に“島まるごと多頭崩壊”の危機、迫る無人島化のとき
https://sippo.asahi.com/article/14184457
猫100匹が暮らす青島 命に向き合い続けた島民が望む、猫たちの行く末とは
https://sippo.asahi.com/article/14184609
2つ目の記事に、TNR前の凄惨な様子が、長年お世話をしてきた方から語られています。
TNR終了後、涙を流して喜んでいた、この高齢女性の姿が忘れられません。
青島の今
昨年夏訪問の、英国人youtuberのレポ、字幕は日本語…天の邪鬼の私は、外国人目線で紹介(笑)
島についての説明もあり、日本の方のものとは一味違うもの…コメントは英語、TNRに称賛もあります。
餌やり場が決められ(!)、健康そうで、ゆったり過ごす様子が見えます。
5人の島民はすべて70,80代の高齢者…医療設備のない島を離れるときも、そう遠くはないはず
海が荒れれば、1日2往復の34人乗り定期船の運行は止まります。
それを考えてのTNRです。
「実際、猫の頭数はピーク時の約200匹から半減しました。それでも、100匹ほどの猫たちの健康状態を管理しながら毎日の世話をするのは簡単ではありません。
青島は『猫の島』ではなく、『人の島』です。人がいるから、猫たちが生きていける。そのことにもっと目を向けていただけないかと、私たちは思っているんです」
『青島猫を支援する会』さんの言葉です。
https://jspca.or.jp/joseikin.html
2022年3月1日より受付を開始します
偶然見かけた里親募集…『地域猫から生まれた仔猫』
再三募集されていますが、地域猫は避妊去勢済のはず、誤解を招く(?)里親募集です。
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