ミスリード?!
イヤなニュースが入ってきました。
保護クロウサギに神経症状 トキソプラズマ症か 猫のふんなど感染源に 奄美大島
https://bit.ly/3Dnvbj7
トキソプラズマは全ての温血動物に感染可能、最終宿主ネコ科の動物の体内のみで有性生殖するので
人間感染には身近なネコが槍玉にあがりがちですが、生肉によっても感染します。
ヒトの場合、健常者は殆ど症状は見せないものの、胎児に悪影響を与えるので妊婦さんは要注意!
↑の記事に(-.-)となった私、トキソプラズマが動物に与える影響を調べてきました。
…日本語は人間への影響ばかり、MSD Veterinary Manualより抜粋引用紹介
https://www.msdvetmanual.com/generalized-conditions/toxoplasmosis/toxoplasmosis-in-animals
一般的な臨床徴候は、特に小型の反芻動物、シカ、およびブタにおける流産および生殖不全です。 一部の感染しやすい動物種 (オーストラリア有袋類、新世界ザル、ミーアキャットなど) は、免疫不全の個体と同様に、致命的なトキソプラズマ症と呼ばれる多臓器不全に苦しんでいます。by Google訳
抗体検査で陽性が確認されていますが、トキソプラズマの典型的症状ではないような…
ウサギの神経症には、寄生虫によるエンセファリトゾーン症が代表的
7-80%感染しているとのアメリカの調査もあり、感染しても無症状ということも多いとのこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Encephalitozoon_cuniculi
Encephalitozoon cuniculi(エンセファリトゾーン・クニクリ)は、哺乳類に感染する病原性微胞子虫であり、世界中に分布する。E. cuniculiはウサギにおける神経疾患および腎疾患の重要な原因であるが、免疫不全の人にも疾患を引き起こす可能性がある。
感染したウサギのごく一部のみがエンセファリトゾーン症を発症する。この疾患により引き起こされる臨床徴候としては、中枢神経症状、眼症状、および腎臓疾患が一般的である。
神経学的徴候のある多くのウサギは、 前庭機能障害のみを示す。 症状はしばしば突然発症し、 斜頸 、 運動失調 、 眼振 、および旋回が見られる。
現在のところ、ウサギのE. cuniculi感染を生前に確定診断することは難しい。
記事の症状はこちらのほうがピッタリ、生前診断が困難ならば、名前も出せないでしょう?!
陽性であったのは事実、でも短絡的な、ミスリードではないのかな?!
登場する獣医さんはノネコ駆除肯定派、今日のTweetでも「TNRは不十分」と発信
避妊手術では、どうぶつ基金が介入した術後トラブルもあったはず…
疑心暗鬼の目で見てしまいます。
共生
飼い猫か、野良猫か、ノネコか…世界遺産の島で増える猫、希少種の被害が無くならない 背景には集落の悪習が 奄美
https://373news.com/_news/storyid/160456/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
民家の庭先にも現れる、アマミノクロウサギの徳之島事情を紹介したニュースです。
放し飼いの猫か集落近辺の野良猫、野生化した猫(ノネコ)によるとみられる希少種の捕殺被害が後を絶たない。2021年に見つかった国指定特別天然記念物アマミノクロウサギの死骸47体のうち、10体は犬か猫による被害だった。
徳之島3町は7月、適正飼育に関する改正条例を施行した。島内での飼い猫へのマイクロチップ装着や室内飼育を義務化。野外にいる猫への餌やり、多頭飼いを禁止した。
奄美大島より徳之島のほうが深刻な状況、厳しい条例施行に至ったのは、住民の協力が得られなかった為
先月相次いで交通事故にあい、イリオモテヤマネコ2個体が死亡
…昨年10月1日以来の発生、78年以降の交通事故死は91個体
コロナ禍真っ最中=観光客がいない、には、“とろい”ヤンバルクイナの事故死も皆無でした。
排除すれば良いではなく、共生のため、人間の一層の努力が必要でしょう…
駆除肯定の先生は、「人間が犯した罪は人間が償う」(=殺処分)を過去Twitterで発言しています。
函館と同緯度のローマは、屋外でサボテンが大きく育ち、色鮮やかな花を咲かせる不思議な土地
うちわサボテンには実もなリます。
購入時には緑色だった実が色づき始め、花(実)の色が想像できるようになりました。
今年は豊作らしくお買い得、大きな棘は取ってありますが、皮むきには手袋必須です。
楽奏無し、フレディのヴォーカルとメンバーのハーモニーだけを抽出したアカペラ…鳥肌もの☆彡
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