主人から『今日はゆっくりしなさいよ』と出がけに一言。
昨日、オミクロン対応ワクチンを打ったからです。
前回3回目のワクチン(ファイザー)の時、2日くらい体調が悪かったから、気遣ってくれたようです。
珍しいことに昨日は二人ともワクチンを打ちました。
主人は職場でインフルエンザワクチン、私は最寄りの内科でコロナワクチン。
ポテコは朝晩インスリン注射・・・ チックンファミリーですね(笑)
ちょっと時間もあることですので、昨日ちょっとご紹介した絵本の続きです。
うさぎのさとうくん
現実逃避が心底したい! 一人になりたい! どこか遠くに行きたい! という重度のお疲れの時におすすめ
相野谷由起さんの絵本で小学館からでています。kindle版もありますが、これはkindle導入する前に購入したものです。
さとうくんという男の子がうさぎの装束で、異空間のような広い原っぱにある小さな家に一人で暮らし。
晴れた日にはお洗濯を、雨上がりには水たまりから違う世界をのぞき込み・・うら寂しい印象もありますが、日々追われる生活やぎすぎすした対人関係、見えない未来等に疲れた時、こんな世界でこういう生活がしたい!と思いながら捲るのにお勧めの一冊です。
はるにれ
葉っぱが揺れるのを見ていたい。風に揺れる葉っぱの音を聞いていたい等、中度のお疲れの時におすすめ
姉崎一馬さんの写真集で福音館書店からでています。
1979年に出版された古い本で、北海道にある一本の 楡の木 の一年間(春夏秋冬)を追った写真集です。
文字(言葉、解説)は一切ありません。
ただ生きている一本の木の姿に、何故か心が解放される思いがします。
しばわんこの和のこころ
ちょっと疲れたな。 季節の移ろうのを感じながら、ゆっくりしたいな。 って時にお勧め
川浦良枝さんの絵本?白泉社からでています。
かなり前にアニメ化されましたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
絵本といいますか、絵本とエッセイ、ちょっとお作法や日本の行事の解説もされています。
内容としては、日本のおもてなしの心や気遣いを基にして成り立った作法や四季折々の行事にまつわる
お話等とても奥が深い一冊ですが、案内してくれるのが柴犬と三毛猫なので堅苦しくなくて。
このシリーズは何冊か出ていますが、やはり最初の一冊が一番かなと思います。
CAROUSEL ELDORADO
今は行くことが出来なくなった場所に行ってみたい って時に、私は捲っています。
吉村和利さんの写真集で丸善出版からでていたようです。
自費出版なのか? おそらくこの回転木馬に思い入れのある方のためだけに出版されたのでしょう。
80ページフルカラーA4サイズですが、定価4,500円(税別)と私には高価でしたので、古本を入手しました。
いまは閉園されてしまったとしまえんの豪奢なメリーゴーランドの写真集です。
私は個人的に・・実家の家業の手伝いで高校生くらいから小学生を30人ばかり連れて、としまえんに年に
2回くらい行っていたので、この回転木馬には格別思い入れがありました。
としまえんが閉園され回転木馬は分解保存されていると聞きますが、あの少し薄暗い木立の中で煌びやかに
輝きながら回る回転木馬の見事さに再び出会うことが叶うのかどうか・・メンテナンスも難しく部品も無い
ですから。叶うならまた、乗ってみたいものです。
4冊ですが、ご紹介させていただきました。
今日はゆっくり。 と思いつつ、できないのが人間なのよね(笑)
人生とは『何某かの準備と後片付けの連続』だと思います。
その対象は人それぞれだと思いますけれど。
でもたまには『明日のために今日はゆっくり』も必要ですよ~ と自分に言い聞かせています(笑)
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