道の駅『たけゆらの里おおたき』へ行きました。
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【たけゆら】とは、
竹遊楽(たけゆら=竹で楽しく遊ぶ)の
当て字で、竹と竹の子の名産地である大多喜の
特色を生かした道の駅です。
名物は自社工場で製造されたソフトクリームと
特産の竹の子です。地元で生産された野菜・米・
加工品の直売や、竹の子・猪肉を使ったオリジナル
メニューを扱う食事処があります。
猪の解体施設も併設しており、地元で捕獲された
猪の肉の販売も行っています。
◆「たけゆら猪どんぶり膳」800円
◆「猪肉のチャーシュー入りらーめん」800円
◆「いのししメンチ」200円
といったジビエ料理を楽しむことができます。
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19133
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こちらは大多喜城です。
徳川四天王のひとり、本多忠勝を初代城主とする
近世大多喜城の本丸跡に、城郭様式で建設された
博物館であり【房総の城と城下町】をテーマに、
刀や鎧、衣装等を展示しています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A4%9A%E5%96%9C%E5%9F%8E
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ここ大多喜町は、本多忠勝が城主を務めていた
今も残る歴史ある城下町です。
メイン通りには、未だ城下町の面影が残る商店が
軒を連ねており『房総の小江戸』とも呼ばれ、
観光客の視覚や味覚を楽しませています
さて、
この日は夕焼けがとても綺麗でした。
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房総半島の内房から見ていたので、
大島の向こうへ夕日が沈んでゆくところです。
夕日がこの高さから沈んで見えなくなるまで
約6分間、映画のワンシーンのようでした。
一番最後の画像は
夕日が沈んだあとの赤紫色に染まる空です。
夕日が沈んだあと、しばらくは空を眺めて
今日は楽しかったなぁ…とか、
たくさん歩いて大変だったなぁ…とか、
julien😼に長くお留守番させちゃったなぁ…とか、
色々と思いをめぐらせて
しみじみと余韻に浸ってしまいます。
ちょっと寂しいような悲しいような気分に
なるのは私だけでしょうか…。
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サン=テグジュペリ
『星の王子様』6章:
Ah ! petit prince, j’ai compris, peu à peu, ainsi, ta petite vie mélancolique. Tu n’avais eu longtemps pour distraction que la douceur des couchers de soleil. J’ai appris ce détail nouveau, le quatrième jour au matin, quand tu m’as dit :
– J’aime bien les couchers de soleil. Allons voir un coucher de soleil…
– Mais il faut attendre…
– Attendre quoi ?
– Attendre que le soleil se couche.
あぁ、小さな王子、私はこうして少しずつ君の
悲しいささやかな人生が理解できるようになった。
君は長いこと、夕日が沈むのを眺める楽しみ以外に
癒されるものがなかったんだね。
私がその新しい事実を知ったのは、4日目の朝、
君が私にこう語ったときだった。
「僕は夕日が大好きなんだ。夕日を見に行こうよ…」
「でも、待たなくちゃ…」
「何を待つの?」
「夕日が沈むのを待つのさ。」
Tu as eu l’air très surpris d’abord, et puis tu as ri de toi-même. Et tu m’as dit :
– Je me crois toujours chez moi !
En effet. Quand il est midi aux États-Unis, le soleil, tout le monde le sait, se couche sur la France. Il suffirait de pouvoir aller en France en une minute pour assister au coucher de soleil. Malheureusement la France est bien trop éloignée. Mais, sur ta si petite planète, il te suffisait de tirer ta chaise de quelques pas. Et tu regardais le crépuscule chaque fois que tu le désirais…
君は最初は驚いたように見えたけど、すぐに
微笑んで、私にこう言ったね。
「いつも自分の星にいるように感じちゃうんだ!」
確かに、アメリカでは正午に太陽が真上にあるよね、
世界中で知られているように、同じ時間のフランス
では、太陽は沈んでいるように見えるんだ。
だから今すぐ夕日を見るには、1分でフランスに
行かなきゃならないけど、フランスはあまりにも
遠すぎるんだ。
でも君の小さな星では、ほんの少し椅子をずらせば
夕日が沈むのを見られるんだね。
そして、君はそうやって、いつでも見たいときに、
夕暮れの風景を眺めていたんだね…
– Un jour, j’ai vu le soleil se coucher quarante-trois fois !
Et un peu plus tard tu ajoutais :
– Tu sais… quand on est tellement triste on aime les couchers de soleil…
「ある日なんか僕は43回も夕日が沈むのを
見たんだよ!」
それから少しして君は付け加えた。
「とても悲しい時、人は夕日が恋しくなるんだよ…」
Le jour des quarante-trois fois tu étais donc tellement triste ? Mais le petit prince ne répondit pas.
君は1日に43回も悲しくなったのかい?
しかし、小さな王子は返事をしなかった。
30分ほど夕日を眺めていたら、あまりにも
綺麗なので写真と動画を撮らずにはいられなく
なってたくさん撮りました。
日記にも夕日の写真をアップしていたら、ふと
『星の王子様』6章 夕日を語るのシーンの情景が
切なさとともに頭に思い浮かび、私の中でひとつに
重なりました。
悲しくて美しい大好きなシーンのひとつです。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
ではまた👋🏻
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