終わっちゃった(;_;)
開催前より話題であった人権問題に加え、欧州議会を巻き込んでの贈賄問題も開催中に噴出
…疑惑の中心は、もっぱらイタリア人政治家←やっぱりね(-_-;)
サッカーWCカタール大会が終わってしまいました。
寂しい…
興味ない!って思っていたのに、ここの皆さんの影響で、眠りを覚まされてしまった(笑)
イタリアも日本もいない、贔屓無しのベスト8から、ドキドキしながら好試合を観戦\(^o^)/
昨日の決勝は、フランス不在状態からのどんでん返し、最後の最後まで楽しみました。
イタリア解説陣も、「サッカーのすべてがあった、レジェンドになる!」と大興奮
もしかしたら私が観たWCでは、最高のゲームが多かった大会のような気がします。
やっぱり面白い☆彡
ボール1個で22人がプレイできるサッカーは、世界で一番愛されているスポーツ
サッカーは米語、英語はフットボール、伊語はカルチョです。
紀元前3,4世紀ギリシャでは、元祖サッカーがプレイされていました。
17世紀にフィレンツェで行われていた、カルチョ・フィオレンティーノ
欧州で1800年代には現在のサッカーの形となり、移民した欧州人が南米に持ち込み
今も欧州と南米が強いです。
Vamos!
私はこちらに来るまで、サッカーには興味なし…Jリーグもまだなかった時代
アルゼンチンのマラドーナが、なぜイタリアでプレイしたのか、カルチョはプロなのか、
等の質問をし、白目で見られました^^;
プロのゲームは欧州戦しか見たことがなく、日本の試合を観て、違いに唖然としたものです。
これはこちらの野球を見ても同じこと…下手くそ、というか、まず目にする機会がない(笑)
スペイン語圏のスポーツ選手が、ガッツポーズをして「Vamos」と吠える…
決勝のPK合戦でも、口の動きが見えました。
自分自身に“活”を入れるよう、「行けるぞ」的、英語だと「Come on」になるのかな?!
よく似た伊語でも置き換えられない、スペイン語独特の「Vamos」がかっこいい☆彡
1986年のマラドーナの『神の手』と『5人抜きドリブル』ゴール
背の低いマラドーナがヘディングシュート!…実はハンドの反則^^;
“盗まれた試合”であり、後年ハンドを認め、「あれは神の手だった」と(苦笑)
センターライン後ろからスタート、ドリブルで5人抜きゴールも有り
彼ならでは許された“神の手”、アルゼンチン優勝に繋がり、レジェンドとなっています☆彡
これ以来のアルゼンチンの優勝、ブラジル5、ドイツ・イタリア4、に続くものです。
優勝賞金は4000万ユーロ!
ドラマ
私は試合を見るのはもちろん、選手の裏話を知ったり、国の文化歴史を感じるのが好き…
芸術へのアプローチと同じ、正統派ではありません^^;
メッシはマラドーナと並ぶ…この動画を見ると納得、19歳時の5人抜きゴールもお見事
才能ある少年でしたが、10歳時に成長ホルモン分泌不全性低身長症が発覚
膨大な医療費も、スペインの名門クラブ・FCバルセロナ負担で、12歳時に入団
お世話になったご恩返し、移籍なくバルセロナに所属、期待通りの成績を納めています。
チャラいイメージのつきまとうサッカー、実は中田選手もびっくりした厳しい規律がクラブには存在
名門バロセロナなんて、日本の社会並みに厳しいはず、幼馴染の奥様との仲睦まじさも微笑ましい(^。^)w
現在日本にも治療中の子供がいるようで、「メッシと同じ」と知ると、喜んで注射を受けるとのこと
ヒーローの存在は心強い味方となります。
大会開催中に、イタリア・カルチョ界に訃報がありました。
シニーシャ・ミハイロヴィッチSiniša Mihajlović、3年前に白血病発覚、享年53歳、
闘病中でしたが監督業もこなし、つい先週日曜日には外出できていたとのこと
左足から繰り出されるフリーキックは、160km/hも記録、ボローニャ大学の研究対象にもなり
彼の輝かしいキャリアの殆どは、イタリアで作ったもの、名門ACミランの監督経験もあります。
言語・民族・宗教の異なる複数の土地、チトー大統領のカリスマにより一国をなしていた旧ユーゴスラビア
死後は戦乱により7つに分裂、そのセルビア出身、内陸部は貧しいと聞いています。
4年間続いたクロアチア独立戦争では、父親を亡くしています。
沿岸部のクロアチアはリゾートとして発展→ほぼイタリア、『紅の豚』と『魔女の宅急便』の世界です。
スポーツに政治を持ち込むな…政治が安定しなければ、スポーツは楽しめません。
PKは、運不運ではなく、失敗したキッカーの敗北と言われます。
昨日のPKは、両チームエース№10はミスなし
でも、イタリアサッカー全盛期の№10、R.バッジョもWC決勝で失敗しています。
若い選手の失敗ではなくてよかった、って当時、TVを観ながらおばさんの感想(^^)
I rigori li sbaglia solo chi ha il coraggio di tirarli – Roberto Baggio
PKを失敗するのは、PKに挑む勇気のあるものだけである byバッジョ gattina訳
代表チームへの関心が薄れるイタリア、他国の選手やサポーターを見て
『代表選手』について、改めて考えてみることになりました。
たかがカルチョ、されどカルチョ…スポーツの影響の大きさに、感嘆です。
私のスポーツ観戦好きは、ハイカラばーさんであった祖母の影響…51歳違い、若い祖母でした。
オリンピックはもちろん、お相撲、野球、晩年はサッカーも観ていました。
親族一同の中、言動が一番よく似ていると言われる私
スポーツ観戦の楽しさを伝えてくれた祖母、サッカーの面白さを教えてくれたイタリアに感謝♡
As time goes by
WCの決勝は、年月の流れを感じさせました。
フランス監督を始め、貴賓席に陣取るのは、イタリアで活躍したフランス代表選手ばかり
現役選手には、私の記憶にある選手の2世もいて…私も歳を取りましたシミジミ
一方アルゼンチンは、イタリア苗字(移民)が軒並み…メッシも
ジュリーも、「あんたの時代は良かった」と歌った、ハンフリー・ボガート主演の映画『カサブランカ』
大学時代に、2本立て300円で観に行った記憶……内容的には、女々しい男って後から知りました(笑)
『風と共に去りぬ』の制作を知っていたら、アメリカに戦争を仕掛けなかったであろうと言われます。
この映画も1942年制作、アメリカとの底力の違いを感じます。
お芋といえばジャガイモしかなかったイタリア、最近はエジプト産のサツマイモ(左)も見られます。
どんなふうにして食べるのか、調べて紹介予定
あ、お芋は電子レンジで加熱しすぎると爆発、火事を引き起こします。
最近急増、お気をつけください。
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