明日、避妊手術後に回復したママ猫リターン

2023年2月27日(月) 301 / 4

全ての猫が家猫に向いているわけではないと教わりました。
外で自由に駆け回る猫の命を全うする猫もいるのだとも教わりました。

それでも毎回このためらいと迷いと心配で複雑な気持ちになってしまいます。

避妊手術や去勢手術が終わって術後回復が順調でリターンする猫たちの行く末を思ってしまうのです。

私は tnr でリターンした子はご飯やお水を持って見回りに通っています。

数がとてつもなく多いということでそうなさらない方がいることも知っています。
逆に数えるほどの猫をリターンしたにも関わらずその子にご飯をあげに来ない人がいるのも知っています。
その方の口癖がこれです【猫ファーストですから】（汗）

猫ファーストなのか自分ファーストなのかはわかりません

でも数日であろうが一か月であろうが一緒に暮らした子が私たちをどういう目で見てみているのか、ご飯をあげに来ないあなたをどう思ってるかまでは分かりません

でも少なくとも環境省が推奨しているさくらねこ地域猫のボランティア活動で
手術してリターンして終わりではないですよね？（汗）

脱線しましたすいません（汗）
明日リターンするママ猫は自分の仲間達と自分の娘猫が待っている場所に戻るわけですが
とても過酷な場所です。
おとといは正午の風速が毎秒10 M でした。
ご飯をあげている器ごとフードが飛ばされどこに行ったか分からなくなったほどです。

今私の家で三段ケージの中に敷いた猫ベッドで電気ヒーターに当たりながらくつろいでいるママ猫を見ると
それでもなおやはり心は揺れます。

リターンする時にはその土地のオーナーや企業様に出向き猫たちと一緒に挨拶がてらこの子をリターンしますのでお世話には参りますからどうかここに住まわせてください

いつもそのようにご挨拶をしてそれから仲間が集まる頃にリターンをします。
戻った後に少しでも人とさくら猫地域猫たちが程よい感じに共生していける地域社会こそが私が目指す目標です

三段ケージでくつろいでいるママ猫はきっと生まれて初めて穏やかで暖かい数日間を過ごしているのだと思います。
明日また流血しながらケージからキャリーケースにうつして移動しご挨拶しリターンをします(T_T)

今取り組んでいる現場は少しずつ前進してはいますが道半ばです。
これからは子猫たちを保護して tnr にするか tn +里親探しにするか...
子猫たちの性格強さを見極めながら行なっていきたいなと思います（汗）

TNRって、猫の愛護活動、ボランティア活動の一つの通過点に過ぎないんですよね

15 ぺったん