ペット税について
イタリアでも何年か前に話題になっていたはず…一旦導入が検討されましたが、自然消滅
伊語で“ペット税”で探すと、ヒットするのはTassa sul cane犬税
…『野良犬撲滅』を目的としていて、この制度を導入している国の野良問題は皆無に近い…
ドイツ、オーストリア、スイスを例に上げ、「イタリアも見習うべき」
地位ある獣医さんが寄稿したもの、意味がわからん((+_+))
理由は、徴収したお金を、野良犬や経済的に厳しい飼い主の犬の避妊去勢に回しているから
【犬猫は人間に近づき、“野生動物の自然淘汰”は存在しないから、避妊去勢は必須】
殺処分除外は当然のこととした意見です。
『連帯』と和訳されるsolidarietà…キリスト教の中心となる、弱いものにも寄り添う考え、行動
すべてが自己責任の日本では、この発想は出てこないだろうな!!(+_+)
もちろん政治の介入が不可欠です。
Wikipediaによれば、伊語Tassa sul cane犬税は、英語ではdog licenceドッグライセンス
ドッグライセンスには、飼育許可(届け)のみと、“税金”付きの国と別れます。
殆どの国は、犬の登録は義務(マイクロチップも義務化が進む)、その際の登録料が発生するのみ
イタリアもこれです。
以下伊語記事とWikipedia英語版を、gattina大端折り意訳で紹介
●ドイツ
地方自治体に払う年ごとに更新のもの
金額はサイズ次第、犬の飼育が増えすぎるのを防ぐ意味で、金額を上げる場合もある
2008年には、€2億4700万の税収があった(€1≒¥140)
手術料を考慮し、毎年1300頭ほどを避妊去勢
●オーストリア
犬登録マイクロチップ義務 €5-100、野良ほぼゼロ
ネコの登録もあり
*この両国の狩猟法では、人里離れた狩猟地での犬猫猟は合法
●スイス
動物間の感染症の蔓延を防ぐ目的も持つ登録制、毎年請求書が送られる
金額はサイズ次第、CHF100−200(≒¥15000−30000)
使役犬にはディスカウント
ここからWikipediaのみ
●オランダ
頭数ごと
ハーグ市(2021年)…1頭目€125.79、2頭目€322.8、3頭目€572.64、以下249.84/頭
アムステルダムでは廃止
●アメリカ
狂犬病予防接種ごとに更新
スペイ証明できれば、ライセンス料が安くなる地域もある
カリフォルニアとメリーランド州には、猫の登録義務のある地域もある
●オーストラリア
最も厳しいヴィクトリア州では猫も
●ニュージーランド
登録制、毎年更新(鑑札の色を毎年変える)
スペイ済か、都市部or農村部か、危険性ありか、等が考慮される
使役犬はペットよりも安い
●イギリス
登録制は1867年から、2016年からマイクロチップ義務
ドッグライセンスは、事実上の犬税
●アイルランド
€20/年、生涯ならば€140(2011年)
頭数無制限の特別ライセンス(優良飼育)も存在し、€400(期間は不明)
●北アイルランド
€12.5/年、年金生活者や避妊去勢済み犬の飼い主には割引あり
かなり“重税”の国もありますね?!
政治介入での避妊去勢が進み、実際に野良犬猫撲滅に役立っているならば、
“裕福な先進国”、悪くないアイディアでしょう…
HANAMI
私がローマでお花見ができることを知ったのは、10年ほど前
サクラを見られる場所はないか探していたところ、超地味Facebookを発見!\(^o^)/
『イヴェントがあるわけではないけど、bento持参でhanamiをしよう』との呼びかけ
開花予測があるわけではないので、長年の勘が頼り^^;
↑は昨日朝見たTwitter、今年は初めてイヴェントが開催されるよう
うだうだ悩んでいた花見、人出が多い日曜日は嫌い、土曜日に決行しました。
駅を出て目の前に広がるはずの景色が、???…先週よりはマシなものの、かなり地味
以前はわぁーって広がった湖岸の桜並木、今は点々です。
『昭和の妖怪』が植樹したものなので、50歳ぐらい、花盛りも過ぎている_| ̄|○ il||li
おまけに街路樹のように毎年枝払いをしてしまうので、どんどん花が少なくなる
天気予報は快晴だったはず、でもかなり雲がかかってる
お気に入りスポット…人造湖上に掛かる道路橋…から聖堂を眺めると、やはり花が少ない(;_;)
保津川下りのような大きなカヌーは、おじさんおばさんグループ
聖堂方向の反対にも湖は広がり、横に吹き出す噴水、
突き当りは,イヴェントが開催されるローマ版武道館、EUR Palasport
横の通路が開けられていて、EURの街並みが遠くに見えるいつもとは反対から撮影(下)、
草の上に座ってピクニックの人たちも
もう1箇所のお気に入りスポットから
サクラの花越しに見える、湖越しの聖堂☆彡
この花の付き方からも、高齢であることがわかります
カヤックでの水球(?)と思ったら、『カヌーポロ』だそうです。
パドルで怪我をする可能性があるので、ヘルメットにはプロテクター付き
もしかしたら、私が土日にEURに出向くこと、最近なかったかも?!
…初めて行ったときは偶然土曜日、花盛り、着物姿のイタリア人も見て感激☆彡
今回はお花は残念だけど、ストリートパフォーマーもいて、穏やかながら華やかな春の雰囲気でした(^^)
かなり上手なおじさん、声はご本家LIGABUEそっくり…私も思わず歌ってしまう(笑)
歳をとったせいか、かつてはノリで聞いていた音楽、最近は歌詞を噛み締めるようになりました。
最近のコメント