欧州食品安全機関(EFSA)は14日、ポーランドで猫24匹の鳥インフルエンザへの感染が確認されたことを受け、猫や犬の飼い主に対し、ペットを屋外に出さないよう呼び掛けた。こんなAFPのTweetが拡散されています。
早速一番上についたリプは、地域猫についての不安…
先日私も紹介した、ポーランドでのネコ感染を受けてのもの
元になる発信を探してみました。
Avian Influenza: EFSA recommends increased surveillance
https://www.efsa.europa.eu/en/news/avian-influenza-efsa-recommends-increased-surveillance
『鳥インフルエンザ:EFSAは監視強化を推奨』のタイトル
EFSA= Europian Food Safty Authority欧州食品安全機関
ご本家に間違いない!
でもね、スクロールして全文を読む必要があるんですよ?!
EFSA recommends increased surveillance of HPAI viruses in wild and free-roaming domestic carnivores in high-risk areas and avoiding exposure of carnivore pets to dead or diseased animals (mammals and birds).
EFSAは、高リスク地域における野生および放し飼いの肉食動物におけるHPAIウイルスの監視を強化し、肉食動物のペットが死亡または病気の動物(哺乳類や鳥類)にさらされることを避けることを推奨している。by Google
↑の部分が、『ペットを屋外に出さない』、につながったようですが、
あくまでも“高リスク地域”が抜けている…
鳥インフルエンザが、チリの野生のアシカに感染していること、
ポーランドで生肉により感染・死亡した複数猫(含む動物園のカラカラ)が存在すること、
イタリアの鳥インフルエンザ発生地で、犬5頭、ネコ1頭から抗体が発見されていること
ただし感染源が確定されたわけではないこと
Low risk to the general population一般的には、ヒトへのリスクは少ない、と訳せます。
https://www.afpbb.com/articles/-/3472557
EFSAは、ペットとして飼っている猫や犬、その他肉食動物が、死んだり病気にかかったりした動物に接触することがないよう勧告。対策として、野鳥間で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の感染が広範に確認されている地域では、犬や猫を屋外に出さないことを挙げている。AFPの記事そのものには、EFSAの通達がしっかり入っていますが、文頭のみで拡散されているみたい…
記事、特に外国記事は、日本とは色々事情が違うということを踏まえ、全文を読む必要があると
本物出羽守も痛感です。
以上、猛暑で籠もる、出羽守の情報でした(^^)
来週は41度だって…_| ̄|○ il||li
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