コロナウイルス（ＦＩＰ）と猫伝染性腹膜炎について

2012年8月16日(木) 1855 / 2

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ネコジルシでも何度か日記にされていらっしゃるのを拝見したことがありますし、コメントを入れたこともありますが自分の日記に詳しく書くのははじめてです。

猫伝染性腹膜炎というのは、発症すると必ず死に至ると言われている、ワクチンも治療の見込みもない病気です。
もう十何年も前にはじめてその病気のことを知りました。

ペットショップで譲り受けた雑種の子猫。
元々お腹が緩くて、飼い始めた頃から病院通いでした。
なかなか太らず、去勢手術も出来なかったのですが、下痢は一旦落ち着いて少しづつ太り始めました。
しかし、また暫くするとガリガリに痩せていき、病院に連れて行った頃には生まれたての子猫でもないのにお腹がポンポコリンになってしまいまいました。

コロナウイルス（ＦＩＰ）に感染した体力のない猫がかかってしまうのですが、体力のある普通の猫ちゃんは病気を発症することはないのですが、発症したら終わりです。

かかりつけの獣医さんから余命２週間の宣告を受け、きっかり２週間後に亡くなりました。

今はこうして冷静にお話しすることが出来る様になりましたが、当時は信じられず、なんとかして助けてあげたいと願いました。
一旦は回復方向に進んだ（飼い主の主観）のですが、やはりダメでした。

コロナウイルスは母猫から引き継ぐことが多く、多頭飼いをしている場合は特に注意しなければなりません。
特にわたしはペットショップから譲り受けたので、キャリアが一匹でもいれば伝染してしまいます。
兄妹２匹で同じショーケースの中で里親を募集していたのですが、もう一匹の女の子の方も今思えば痩せて元気がなかった様に思います。

わたしの友人の猫ちゃんで以前からお腹の調子の悪い子がいたのですが、なかなか原因が分からず、今年の２月にコロナウイルスに感染していることが判明しました。
もちろん大人の猫ちゃんで、体力もあるので発病はしていません。
体力があってしっかり健康管理していれば一生キャリアのままで発病することもなく、長生き出来ます。

皆さんよくご存知の『くるねこ』のもんさんも投薬治療は必要だったものの、猫生を全うすことが出来たのは有名ですよね。

今日はあまり楽しいことが書けませんでした。
でも、少しでも沢山の方にこの病気のことを知っていただきたいと思いました。
次は楽しい日記を書きたいと思います^^

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