これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。
一週間後、ゲンさんはまた僕の体重をまた測ってくれたよ。
そしたらね、僕ちょうど一キロになってたんだよ。まだまだ子供だけど、少しずつ赤ちゃん顔から脱して行くみたいさ。
チップ君も最初のガリガリの姿からは想像できないくらいにお肉も段々付いてきてたよ。一番最初は本当に骨が皮を着て歩いてるみたいだったもんね。
だから皆から行き倒れの猫と間違われてたんだ。
それが今ではすっかり元気になり僕たち二匹で遊びまわってるんだ。
チップ君もあのままだったらもっとガリガリになって本当に餓死していたかもしれないもんね。それを我慢してゴミや食べ物あさったりしなかったからゲンさんに保護してもらうことが出来たんだし。偉いよチップ君は。
僕なんか小っさくて何も分からないからミャーミャー鳴いていただけだもんね。
チップ君がいたから僕もゲンさんにお世話になること出来たんだし。
感謝しなくっちゃ。
さあ、こうして日々成長する僕たちについてはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況
今ではこんなりっぱなあごになってるチップ君だよ。
リスじゃないからね。
byホワイト
ぺったん したユーザ
ぺったん
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