里親募集・応募をされる方へ

予約不要の譲渡会もありますが、人数制限などの理由から事前予約が必要な場合もあります。また、予約の代わりにアンケートに回答し、家族構成などを確認した後に参加が許可される場合もあります。譲渡会への参加を検討している場合は、まず事前予約やアンケートの有無を確認してください。

譲渡会のウェブサイトがある場合、猫をお迎えする前に「譲渡条件」や「飼育環境」を確認することが求められることがあります。
また、事前講習会の参加が必要とされる譲渡会もあります。講習会では、猫を初めて迎える人にとって有益な情報が提供されます。猫との新たな生活を考慮する上で、講習会への参加は重要です。

譲渡会に参加した際は、いろいろな猫と触れ合い、相性が良いかどうかを確認しましょう。
触れ合いが可能な譲渡会では、猫と直接触れ合って相性を見極めることができます。猫との出会いに興奮したり、運命的な瞬間を感じたりして、「すぐにお家に迎えたい！」と思うこともあるでしょう。しかし、自宅で一緒に暮らすことが本当に適切かどうかを、冷静に再評価することが大切です。

「この猫と一緒に暮らしたい」と思う猫がいた場合、申し込み手続きを行います。質問がある場合は、申し込み前に確認しておくと良いでしょう。

申し込み書類やアンケートを基に、審査や面接が行われます。直接会って話すことで、申請者が虚偽の情報を提供していないか、猫にとって幸せな環境を提供できるかどうかを確認します。審査では、書類に記載された情報に関する質問が多くなされることが一般的です。

審査に合格した場合、すぐに猫が譲渡されることもありますが、飼い主と猫の相性や飼い主が猫との生活に適応できるかどうかを確認するための期間が設けられることもあります。この期間をトライアル期間と呼び、通常は1週間から10日程度です。この期間中に、猫が新しい環境に慣れるかどうか、飼い主が猫との生活を続けたいと考えるかどうかを検討できます。

トライアル期間が終了した後、両者の相性が良くなかった場合や、飼い主がこれ以上一緒に過ごすことが難しいと判断された場合は、猫は保護主や保護団体に引き取られます。
双方が問題ないと判断された場合は、正式に譲渡が行われ、新しい家族として一緒に生活を始めることになります。

譲渡会では、ワクチン接種や不妊手術の費用を参加者に負担してもらうことがあります。負担金は、医療費や譲渡費、運営費などを含む場合があります。これらの負担金は、保護猫のケアや新たな保護猫のお世話に使用されます。

譲渡会のウェブサイトや案内には、「譲渡条件」や「飼育環境」に関する情報が掲載されていることがあります。これらの条件を遵守することが求められますので、参加前に必ず確認しておくことが重要です。また、譲渡会への参加には事前講習会への参加が必須とされる場合があります。

譲渡会によっては、アンケートの提出や事前予約、講習会への参加が必要とされることがあります。以前参加した譲渡会の条件が変更されていることもありますので、都度確認しておくことが望ましいです。

講習会に参加する際に筆記用具が必要になることがありますし、ペット可の住宅であることを証明できる書類を持参する必要がある場合もあります。必要なものは事前に準備しておきましょう。

開催場所によっては、駐車場がないため車での来場が推奨されないことがあります。開催案内やウェブサイトに記載されている情報を事前に確認し、適切な交通手段を選んでおきましょう。

譲渡会には、民間団体や個人が参加する場合があります。このような場合、保護主によって条件が変わることがあるため、申し込み前に確認しておくと良いでしょう。

譲渡会の形態によっては、面談の直後に譲渡が行われる場合や、数日後や複数の面談やトライアル期間を経て正式譲渡が行われる場合があります。譲渡のタイミングについては、事前に確認しておくことが重要です。

譲渡会は、専用の敷地や借りた動物病院などで開催されることがあります。質問がある場合は、動物病院ではなく、案内やウェブサイトに記載されている電話番号やメールアドレスに連絡してください。
猫の譲渡会に参加する際には、これらの注意点を考慮して、円滑な進行ができるよう心がけましょう。専門的な知識や権威性がある情報を活用することで、猫の譲渡会がより成功する可能性が高まります。