話を聞くと、和ちゃんが、下校していると村の中でおばあさんが箱を抱えて立っていた。そしてそこいら中の小学生に見せて「可愛いやろ、欲しいやろ?」と言っていたそうな、まだ、1年生の和ちゃんは、夢中で撫でていたらしい、気がつくと、和ちゃんとゆうくん(小3)だけになっていたそうな
「可愛がってやってね」と言い残しおばあさんは名前も告げず去っていってしまったのだ。
家に帰った和ちゃん、ピアノのお稽古のために近くに住む祖母ちゃんが迎えに来ていた。
猫を見て「うちでは飼えないから丸太公園においておいたら誰か飼ってくれるだろう」と2人で捨てにいったらしい、
それでピアノレッスンが終わりパートから戻ったお母さんが和ちゃんの様子がおかしいのでわけを聞くと「公園に仔猫捨てた」と泣いたらしい、
お母さんと和ちゃんが公園に行くと薄暗い公園に干物を詰めた小さな箱の中に仔猫が鳴いていた。
で、たまたま遊びに来ていた知り合いと、その辺にいる人に声をかけたが、飼ってくれる人が見つからず、うちに飼って欲しいとやってきたわけだった。
和ちゃんと兄ちゃんたちは飼いたかったが、近くに住む祖母ちゃんは、猫が苦手で飼えないということだった。
「とりあえず今夜はうちで、預かるけどタマと相性が悪かったらこの子も不幸だから里親探してね」と言って受け取った。
ドアを閉め、部屋に入った私!!!「あ~ちゃん、ま~ちゃん早く降りといで、仔猫ゲットしたぜ!」
壁の向こうで聞いていたあ~ちゃんは、回りくど~い言い方を聞いて、私が断るんじゃないかと気が気でなかったらしいが、私は、初めから飼うつもりだったが、一度は捨てようとしたってのを、聞いて「この子も不憫だ」と思いちょいとためらう「ふり」をしただけだった。(悪魔~)
で、小さなシマシマちゃんは、うちの子になりました。
タマとのご対面は、一度は、噴きましたが、抵抗もしない(出来ない)この子が不憫に思ったのかなんなのか?お尻を舐め舐めしていました。
さっそく病院に連れて行きまして、先生にみせたら「生後1週間から10日ってとこやね」と言われ、なんとまだ乳飲み子!!!!3時間おきとは言わないが、一日に何回かミルクをやらなきゃいけないらしい、、、うちは共稼ぎ、子どもは鍵っ子 朝飲んで夕方まで長すぎるらしい、、どうしようと思ったら先生が、「ひもじい思いはするけど死なないから、大事に育てたって」とおっしゃった。
そして、私と次女の乳やりとタマちゃん初の子育てが幕を開けたのでした。そして、その子は、チョコと名づけられ、タマはのちにこの子の僕(しもべ)となるのでした。
![](/img/diary_image/user_3652/detail/diary_18628_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
その頃より 2ヶ月ほどあとの タマちゃん
![](/img/diary_image/user_3652/detail/diary_18628_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
これが、うちにやってきた頃の チョコちゃん
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