忙しさもかなり落ち着いてきました。やれやれでございます。
先日、ポテコの定期健診の結果を持って内科専門医の先生のところに現状報告に行ってきました。
糖尿病のポテコは、近隣のかかりつけ獣医さんで月一回の定期健診で血液検査(血糖値以外にも20項目以上)
を測定してもらっています。
その結果を大体3か月分持って、本猫が通うには厳しい季節の場合には本猫ぬきで私だけで、内科専門医の
先生のところに行っています。
かかりつけ医での、7月初めの定期健診で『ばっちりです。体重は現状維持できるようにちょっとご飯の量を
減らしましょう。一回に5%くらいをめどに』というありがたい結果が出ました。
そう、体重がね もう5キロ直前までになってしまったのです。
血糖値も(それぞれあると思いますが、うちの先生たちは300台ならヨシです)300台、その他の項目は全て
基準値内でした。
ポテコは一年前に縦郭気腫を患い、体重が2.95キロにまで落ち込みました。
その時から朝晩二回のご飯はドライ(ヒルズw/d)17g、アニモンダのウェット105gで、
インスリンは一回5.5単位になりました。
で、それを一年以上継続していたのです。
つまり、食べてる量もインスリン量も同じなのに、ゆっくりと体重が約2キロ増えたわけです。
そういえば、ウンチの量はちょっと減った気がします。固くもなく、軟便でもない良いウンチさんです。
同じ量を食べて、同じ量を打っていても体重が増え続けている事、それが良くわからなくてモヤモヤしてました。
そこで伺ってみました。
Q:食べている量、インスリン量が同じなのに体重が増えているのは何故でしょうか?
A:インスリン耐性がなくなってきたんだと思う。
ポテコさんの場合、以前は13単位なんてすごい量を打たないと効かなかったけれど、
今は5.5単位で済んでいるでしょう?
長く打っているとインスリン耐性がなくなってきたり、増えたりはある。
Q:体重を現状維持のために5~10%くらいご飯を減らそうということになりました。
A:いいと思う。あまり太ってると、減らすのが難しくなるからね。
Q:体重を減らすのが、ですか?
A:インスリン。実はまだ、卒業をあきらめたわけじゃないんだよ。
えぇ~っ!! 何ですと?!
4歳で糖尿病になり、11歳にして初めて出た『インスリンからの卒業』というお言葉。
もちろん、可能かどうかはわからないけれど、それをあきらめていないというお医者さんの言葉にもう。
ありがたくて、うれしくて大変でした。

すみません、写真は使いまわしです。
今では注射も慣れっこですから、正直『一生打つんでもまぁ、いいかな?』くらいになっています。
だから卒業できなかったとしてもかまわないのです。
でも、ポテコが痛くないのは大歓迎。
本当は痛くないわけがない注射を毎日朝晩おとなしく打たせてくれる子です。
できるなら、その頑張りに、その気持ちに応えたい。
注射を打つのに協力してくれるんです。
素人の『だったらいいな』ではなく専門医の先生の『あきらめていない』は本当にありがたかったです。
まだまだ続くインスリン生活ですが、とてもうれしい出来事でした。
がんばります。こういうことって、あるんですね。
最近のコメント